提案書16(3000頁~3199頁) (4 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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プレーンテキスト
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【技術の概要】
歯科特定疾患療養管理料の対象疾患であ
る三叉神経ニューロパチーの診断において、
精密触覚検査に耐えうる患者は少ない、簡
易的検査であるpin prick検査および綿棒に
よる刷掃検査等の簡易的検査を設定する。
【補助的な簡易検査を追加】
20分以上の開口などに耐えられない患者
に対し、比較的短時間で実施できる簡易的
検査である触覚機能検査、pin prick検査お
よび綿棒による刷掃検査等の簡易的検査を
追加設定する。
【既存の治療法との比較】
検査時間が短縮でき、
患者への負担軽減。
【保険収載上の取り扱い】
【対象疾患】
口腔外科術後、脳血管疾患発症後、頭部
外傷、多発性硬化症、パーキンソン病、ア
ルツハイマー等による三叉神経ニューロパ
チー。
pin prick検査
既存精密触覚機能検査の検査法概略
SWテスターを使用し繰り返し触覚機能検査
を実施、検査時間を要する(約23分)。
既存精密摂食機能検査では
460点が年間1687件算定され
ている報告あり。三叉神経
ニューロパチーの診断人数は
増加するが、触覚機能検査を
簡易的検査にすることで影響
額は減免すると考えられる。
綿棒による刷掃検査
綿棒による刷掃刺激の加え方
a.綿棒は軽く保持し,皮膚面,粘膜面を
擦るのではなく, 撫でる感じ。
b.刷掃は,近遠心方向と頭尾側方向に 2
3cm ずつ行う。
c.刷掃によって自覚される感覚を記録する。
その他、歯牙の打診痛、自覚症状など追加。
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