提案書16(3000頁~3199頁) (115 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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【既存の治療法との比較】
• 2023年6月の日本歯科保存学会での発表において、次回
抜髄時に根管に挿入したファイルにファ
来院時の非通電群の打診痛は4.5% 、残髄は18.5%に対
イルホルダーを接続して高周波電流を通
して、通電群はそれぞれ0.6%、0.6%に減少し、通電に
電し、歯髄を失活させる
より根管貼薬回数を0.88回減少できたと報告されている。
• 通法の抜髄に比較してきわめて短時間で歯髄を失活させ
ることが可能である。
• 通法の抜髄に比較し、鎮痛薬の投与量減少が期待される。
【技術の概要】
(%)
*
(%)
***
(%)
■ 非通電
■ 通電
RootZX3高周波モジュール
根管にファイル挿入
ファイルホルダー接続
【対象疾患】
・歯髄炎
令和3年社会医療診療行為別調査によると、
年間対象患者は5,375,604人程度で、根未完
成歯が1%程度とすると5,321,848人程度と
推計される。
自発痛
打診痛
<術後症状発現率>
<残髄発現率> <根管貼薬回数と頻度>
【診療報酬状の取扱】
・I処置
・単根管:45点,2根管:78点,3根管以上:90点
(電気的根管長測定検査と比較して、同程度の難易
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度、1.5倍の処置時間と考えられるため).