提案書16(3000頁~3199頁) (167 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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整理番号
437201
※事務処理用
提案される医療技術名
申請団体名
頭部エックス線規格写真
特定非営利活動法人日本睡眠歯科学会
37歯科・歯科口腔外科
主たる診療科(1つ)
提案される医療
技術が関係する
診療科
38その他(診療科名を右の空欄に記載する。)
小児歯科
関連する診療科(2つまで)
リストから選択
提案される医療技術又は提案される医療技術に類似した
医療技術の提案実績の有無
有
過去に提案した年度
(複数回提案した場合は、直近の年
度)
「実績あり」の
場合、右欄も記
載する
提案当時の医療技術名
令和2年度
閉塞性睡眠時無呼吸症に対する顎顔面形態評価のための頭部側方X線規格撮影の適応
有
追加のエビデンスの有無
診療報酬区分
診療報酬番号
再評価区分(複数選択可)
提案される医療技術の概要(200字以内)
E
E100 歯、歯周組織、顎骨、口腔軟組織
1-A
算定要件の見直し(適応)
1-B
算定要件の見直し(施設基準)
該当する場合、リストから○を選択
○
1-C
算定要件の見直し(回数制限)
該当する場合、リストから○を選択
2-A
点数の見直し(増点)
該当する場合、リストから○を選択
2-B
点数の見直し(減点)
該当する場合、リストから○を選択
3
項目設定の見直し
該当する場合、リストから○を選択
4
保険収載の廃止
該当する場合、リストから○を選択
5
新規特定保険医療材料等に係る点数
該当する場合、リストから○を選択
6
その他(1~5のいずれも該当しない)
該当する場合、リストから○を選択
「6
その他」を選んだ場合、右欄に記載
頭部エックス線規格写真を閉塞性睡眠時無呼吸(以下OSA)症例や顎顔面形態異常を原因とする多くの疾患において骨格形態、気道評価や治療法
の決定に用いる。
文字数: 74
再評価が必要な理由
アジア人は、欧米人と比較し前後的に扁平で、奥行きのない顎骨形態が認められている。そのため、アジア人のOSAの約3割は顎顔面形態の問題
から、気道狭窄を起しOSAを発症している。この顎骨形態評価および治療方針決定のための頭部エックス線規格写真の撮影は必須であることから
新規掲載を提案する。
【評価項目】
①再評価すべき具体的な内容
(根拠や有効性等について記載)
OSAに対する頭部エックス線規格写真による骨格的精査が必要となる根拠は、多く報告されている。OSA症例の顔面骨格的な特徴は上下顎やオトガ
イが後方位にあることや、舌骨が低位にあるいことも重症度と相関することが報告されている。頭部エックス線規格写真をOSAが疑われる症例で
撮影し、骨格や気道周囲の状況から医科医療機関へ睡眠検査を依頼するきっかけとなり、潜在的なOSAを拾い上げることが可能となる。また医科
でOSAと診断され、口腔内装置作製の依頼を受けた際にも、頭部エックス線規格写真を撮影し骨格的特徴を把握することは有用となる。骨格的に
上顎や下顎が後方位である症例または上気道が狭い症例ではOAの効果が高いとされる報告もあり、有用性が高いと考える。
②現在の診療報酬上の取扱い
・対象とする患者
・医療技術の内容
・点数や算定の留意事項
歯科矯正において、顎骨形態の異常を診断する目的に使用されている検査
E
診療報酬区分(再掲)
診療報酬番号(再掲)
E100 歯、歯周組織、顎骨、口腔軟組織
医療技術名
頭部エックス線規格写真
OSAは上気道の閉塞によって引き起こされる。頭部エックス線規格写真では、顎骨形態に加え扁桃、軟口蓋や上気道の評価が可能であり、OSA患者
治癒率、死亡率やQOLの改善等の長期予 の形態的特徴を把握するための有効な手段である。また小児においてはアデノイドによりOSAが引き起こされる場合が多く、併せて顎骨の成長発
後等のアウトカム
育の経時的な変化を観察することもOSA発症予防に重要となる。
③再評価の根
拠・有効性
ガイドライン等での位置づけ
ガイドライン等での記載なし(右欄にガイドライン等
の改訂の見込み等を記載する。)
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