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提案書16（3000頁～3199頁） (116 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
| 出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会（令和5年度第1回 11／20）《厚生労働省》 |
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医療技術評価提案書（保険既収載技術用）
整理番号
433201
※事務処理用
提案される医療技術名
申請団体名
NiTiロータリーファイルによる根管形成加算の施設基準の見直し
一般社団法人
37歯科・歯科口腔外科
主たる診療科（１つ）
提案される医療
技術が関係する
診療科
日本歯内療法学会
リストから選択
関連する診療科（２つまで）
リストから選択
提案される医療技術又は提案される医療技術に類似した
医療技術の提案実績の有無
無
過去に提案した年度
（複数回提案した場合は、直近の年
度）
「実績あり」の
場合、右欄も記
載する
提案当時の医療技術名
追加のエビデンスの有無
診療報酬区分
診療報酬番号
再評価区分（複数選択可）
提案される医療技術の概要（200字以内）
Ｉ
008-2
１－Ａ
算定要件の見直し（適応）
１－Ｂ
算定要件の見直し（施設基準）
該当する場合、リストから○を選択
○
１－Ｃ
算定要件の見直し（回数制限）
該当する場合、リストから○を選択
２－Ａ
点数の見直し（増点）
該当する場合、リストから○を選択
２－Ｂ
点数の見直し（減点）
該当する場合、リストから○を選択
３
項目設定の見直し
該当する場合、リストから○を選択
４
保険収載の廃止
該当する場合、リストから○を選択
５
新規特定保険医療材料等に係る点数
該当する場合、リストから○を選択
６
その他（１～５のいずれも該当しない）
該当する場合、リストから○を選択
「６
その他」を選んだ場合、右欄に記載
NiTiロータリーファイルは、効率的な根管拡大形成により所要時間を大幅に短縮した。一方、保険医療での使用にあたっては、施設基準として歯
科用3次元エックス線断層撮影装置及び手術用顕微鏡の届出が求められており、いまだ十分な普及には至っていない。本医療技術の安全な実施に
は、根管の詳細な特徴や走行の把握が必要だが、現行の施設基準が必ずしも必要でない症例も多く、同加算に関する施設基準の見直しを提案す
る。
文字数： 198
再評価が必要な理由
根管治療は時間を要し、患者に複数回の来院を求めることが少なくない。NiTiロータリーファイルは、効率的な根管拡大形成により所要時間を大
幅に短縮し、保険医療においても患者の拘束時間や来院回数の軽減に貢献するところ大である。しかし、保険医療での使用にあたっては、施設基
準として歯科用3次元エックス線断層撮影装置及び手術用顕微鏡の届出が求められており、日常の臨床への普及は十分とは言いがたい。本医療技
術の安全な実施には、根管の詳細な特徴や走行の把握が必要であるが、前述した2種類の機器を必ずしも必要としない症例も多い。したがって、
施設基準を歯科用3次元エックス線断層撮影装置のみとする見直しを提案する。
【評価項目】
①再評価すべき具体的な内容
（根拠や有効性等について記載）
確実な診断と処置を遂行するために、3次元エックス線断層撮影装置と手術用顕微鏡の導入を進める歯科医療機関は増加傾向にあるが、現状では
双方を設置する機関は多くない。一方、NiTiロータリーファイルは、その有効性や規模から臨床に取り入れやすい機器であるが、現行の施設基準
により日常臨床における保険医療への応用は進んでいない。したがって効果的な根管治療を広く提供するためには、施設基準を見直す必要がある
と考える。3次元エックス線断層撮影装置により、患歯根管の複雑な形態や走行を把握することで、安全にNiTiロータリーファイルを応用した効
果的な根管治療が可能である。
②現在の診療報酬上の取扱い
・対象とする患者
・医療技術の内容
・点数や算定の留意事項
・対象とする患者：歯髄炎ならびに根尖性歯周炎に罹患し、根管治療を要する症例を有する患者
・医療技術の内容：検査、診断、処置に3次元エックス線断層撮影装置ならびに手術用顕微鏡を応用し、NiTiロータリーファイルにて根管の拡大
形成処置を行う。
・点数の算定や留意事項：I 008-2 NiTiロータリーファイルによる根管形成加算
NiTiロータリーファイルを装着した能動型機器を併用し、根管壁を回転切削することにより根管治療を行い、加圧根管充塡時には手術用顕微鏡加
算に加え、加圧根管充填処置を行った場合に150点を算定する。
Ｉ
診療報酬区分（再掲）
診療報酬番号（再掲）
008-2
医療技術名
NiTiロータリーファイルによる根管形成
一般的に根管治療には多くの時間を要し、患者に複数回の来院を要求することも少なくない。また本邦においては再根管治療が行われることも多
治癒率、死亡率やQOLの改善等の長期予 く、その原因の多くは、根管の複雑な解剖学的形態に起因した不十分な根管治療によると考えられる。NiTiロータリーファイルの応用によって、
後等のアウトカム
複雑な根管に対し効果的な処置を施すことが可能となり、専用モーターの併用によって処置時間は大幅に短縮される。
③再評価の根
拠・有効性
ガイドライン等での位置づけ
NiTiロータリーファイルの研究は急速に進められ、世界的には根管切削器具の主流となっ
ガイドライン等での記載なし（右欄にガイドライン等
ている。したがって本邦においても、臨床的有用性から使用の増加は確実であり、これに
の改訂の見込み等を記載する。）
伴ったガイドライン作成が進められている。
3115
整理番号
433201
※事務処理用
提案される医療技術名
申請団体名
NiTiロータリーファイルによる根管形成加算の施設基準の見直し
一般社団法人
37歯科・歯科口腔外科
主たる診療科（１つ）
提案される医療
技術が関係する
診療科
日本歯内療法学会
リストから選択
関連する診療科（２つまで）
リストから選択
提案される医療技術又は提案される医療技術に類似した
医療技術の提案実績の有無
無
過去に提案した年度
（複数回提案した場合は、直近の年
度）
「実績あり」の
場合、右欄も記
載する
提案当時の医療技術名
追加のエビデンスの有無
診療報酬区分
診療報酬番号
再評価区分（複数選択可）
提案される医療技術の概要（200字以内）
Ｉ
008-2
１－Ａ
算定要件の見直し（適応）
１－Ｂ
算定要件の見直し（施設基準）
該当する場合、リストから○を選択
○
１－Ｃ
算定要件の見直し（回数制限）
該当する場合、リストから○を選択
２－Ａ
点数の見直し（増点）
該当する場合、リストから○を選択
２－Ｂ
点数の見直し（減点）
該当する場合、リストから○を選択
３
項目設定の見直し
該当する場合、リストから○を選択
４
保険収載の廃止
該当する場合、リストから○を選択
５
新規特定保険医療材料等に係る点数
該当する場合、リストから○を選択
６
その他（１～５のいずれも該当しない）
該当する場合、リストから○を選択
「６
その他」を選んだ場合、右欄に記載
NiTiロータリーファイルは、効率的な根管拡大形成により所要時間を大幅に短縮した。一方、保険医療での使用にあたっては、施設基準として歯
科用3次元エックス線断層撮影装置及び手術用顕微鏡の届出が求められており、いまだ十分な普及には至っていない。本医療技術の安全な実施に
は、根管の詳細な特徴や走行の把握が必要だが、現行の施設基準が必ずしも必要でない症例も多く、同加算に関する施設基準の見直しを提案す
る。
文字数： 198
再評価が必要な理由
根管治療は時間を要し、患者に複数回の来院を求めることが少なくない。NiTiロータリーファイルは、効率的な根管拡大形成により所要時間を大
幅に短縮し、保険医療においても患者の拘束時間や来院回数の軽減に貢献するところ大である。しかし、保険医療での使用にあたっては、施設基
準として歯科用3次元エックス線断層撮影装置及び手術用顕微鏡の届出が求められており、日常の臨床への普及は十分とは言いがたい。本医療技
術の安全な実施には、根管の詳細な特徴や走行の把握が必要であるが、前述した2種類の機器を必ずしも必要としない症例も多い。したがって、
施設基準を歯科用3次元エックス線断層撮影装置のみとする見直しを提案する。
【評価項目】
①再評価すべき具体的な内容
（根拠や有効性等について記載）
確実な診断と処置を遂行するために、3次元エックス線断層撮影装置と手術用顕微鏡の導入を進める歯科医療機関は増加傾向にあるが、現状では
双方を設置する機関は多くない。一方、NiTiロータリーファイルは、その有効性や規模から臨床に取り入れやすい機器であるが、現行の施設基準
により日常臨床における保険医療への応用は進んでいない。したがって効果的な根管治療を広く提供するためには、施設基準を見直す必要がある
と考える。3次元エックス線断層撮影装置により、患歯根管の複雑な形態や走行を把握することで、安全にNiTiロータリーファイルを応用した効
果的な根管治療が可能である。
②現在の診療報酬上の取扱い
・対象とする患者
・医療技術の内容
・点数や算定の留意事項
・対象とする患者：歯髄炎ならびに根尖性歯周炎に罹患し、根管治療を要する症例を有する患者
・医療技術の内容：検査、診断、処置に3次元エックス線断層撮影装置ならびに手術用顕微鏡を応用し、NiTiロータリーファイルにて根管の拡大
形成処置を行う。
・点数の算定や留意事項：I 008-2 NiTiロータリーファイルによる根管形成加算
NiTiロータリーファイルを装着した能動型機器を併用し、根管壁を回転切削することにより根管治療を行い、加圧根管充塡時には手術用顕微鏡加
算に加え、加圧根管充填処置を行った場合に150点を算定する。
Ｉ
診療報酬区分（再掲）
診療報酬番号（再掲）
008-2
医療技術名
NiTiロータリーファイルによる根管形成
一般的に根管治療には多くの時間を要し、患者に複数回の来院を要求することも少なくない。また本邦においては再根管治療が行われることも多
治癒率、死亡率やQOLの改善等の長期予 く、その原因の多くは、根管の複雑な解剖学的形態に起因した不十分な根管治療によると考えられる。NiTiロータリーファイルの応用によって、
後等のアウトカム
複雑な根管に対し効果的な処置を施すことが可能となり、専用モーターの併用によって処置時間は大幅に短縮される。
③再評価の根
拠・有効性
ガイドライン等での位置づけ
NiTiロータリーファイルの研究は急速に進められ、世界的には根管切削器具の主流となっ
ガイドライン等での記載なし（右欄にガイドライン等
ている。したがって本邦においても、臨床的有用性から使用の増加は確実であり、これに
の改訂の見込み等を記載する。）
伴ったガイドライン作成が進められている。
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