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提案書16(3000頁~3199頁) (58 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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概要図

未収載申請医療技術名: う蝕リスク検査

【技術の背景】
う蝕発症にはStreptococcus mutans(S. mutans) 、
Streptococcus sobrinus(S. sobrinus )、 Lactobacillusの細菌数

【対象疾患】:う蝕
【使用薬剤等】

の増加が大きく関与する。そのため、 それぞれの細菌数を測定
することができれば患者のう蝕罹患リスクの把握が容易になり、
患者のう蝕予防に大きく寄与することが期待できる。

【技術の概要】
3種類のう蝕関連細菌( S. mutans、 S. sobrinus、
Lactobacillus)を同時に測定できる検査キットを使用する。本検査
により総連鎖球菌数、各種細菌数、各種連鎖球菌比率を細かく
レーダーチャートで表示することで、患者のう蝕感受性を客観的に
判定・評価することができる。

サリバチェックラボキット

【検査機関】
ジーシーオーラルチェックセンター

【技術の有効性および難易度】
S. mutans、 Lactobacillusそれぞれ単独の検査はあったが、3種
類、特にsobrinusを測定できる検査法はこれまでなく、う蝕リスク
判定に大変有効な検査法である。また従来の方法同様に唾液を
採取し、検査機関にて評価するだけなので、難易度も高くない。

【診療報酬上の取扱い】
1回の検査で120点を算定する

【参考文献】

〔う蝕リスク検査手順〕

3057

Frequency, biofilm formation and acid
susceptibility of streptococcus mutans and
streptococcus sobrinus in saliva of
preschool children with different levels of
caries activityMaryam Ghasempour et al.
Dent Res J 2013 10(4) 440-445