提案書16(3000頁~3199頁) (35 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
や削除が可能と
考えられる医療
技術(③対象疾
患に対して現在
行われている医
療技術を含む)
区分
区分をリストから選択
番号
技術名
特になし
特になし
具体的な内容
特になし
増(+)
プラスマイナス
予想影響額
特になし
予想影響額(円)
1億4000万円
その根拠
推計した年間対象患者および実施数から計算すると、1億4000万円の医療費を要する。
備考
本提案技術の普及により、骨吸収抑制剤関連顎骨壊死び治療に関する医療費が削減可能となる。
⑪提案される医療技術において使用される医薬品、医療機
器又は体外診断薬
(主なものを記載する)
口外汎用歯科X線診断装置用プログラム(DentalSCOPE、デンタルスコープ、メディア株式会社)302AFBZX00033000
⑫提案される医療技術の海外における公的医療保険(医療
保障)への収載状況
※ 該当する場合、国名、制度名、保険適用上の特徴
(例:年齢制限)等
⑬提案される医療技術の先進医療としての取扱い
⑭その他
2)調べたが収載を確認できない
1)を選択した場合は、下の欄に詳細を記載。
特になし
d. 届出はしていない
特になし
2021年より、日本歯科医学会連合は顎骨骨密度の評価が歯科診療に有益な検査・診断法であるかを評価する目的で「口内法デ
ンタルX線画像による顎骨の骨密度計測の臨床応用」について研究課題を募集している。現在までに全国の施設より応募され
た19の研究課題が採択され、本申請技術と深く関係するものとして以下の研究課題が進行中である。
研究課題名:DentalSCOPEによる薬剤関連顎骨壊死の超高精度ステージ0定量診断の実現
研究代表者(所属):島本 博彰(大阪大学大学院歯学研究科歯科放射線学教室)
⑮当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等
研究課題名:薬剤関連顎骨壊死症例における口内法デンタルX線画像による顎骨の骨密度計測:
予後予測因子の新たな探索
研究代表者(所属):小椋 一朗(日本歯科大学新潟生命歯学部歯科放射線学講座)
研究課題名:顎骨骨密度デンタルエックス線画像による骨吸収抑制薬関連顎骨壊死(Antiresorptive agents-related
osteonecrosis of the jaw; ARONJ)のリスク評価と個別化治療への応用に関する研究
研究代表者(所属):吉田 遼司(熊本大学大学院生命科学研究部 歯科口腔外科学講座)
研究課題名:骨粗鬆症患者のインプラント周囲骨密度の経時的変化の比較検討:
インプラント治療におけるリスクの数値化.
研究代表者(所属):作山 葵(自治医科大学 歯科口腔外科)
⑯参考文献1
⑯参考文献2
1)名称
Alveolar bone density based on image density of intraoral radiography using artificial intelligence
software: Cases of osteoporosis patients with antiresorptive medications administration before tooth extraction
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
Kobayashi E, Minami Y, Ogawa R, Tezuka Y, Ogura I
Journal of Oral and Maxillofacial Radiology. (2022) 10(2): 29-33
4)概要
本提案の技術により骨吸収抑制薬剤投与されている歯科患者の歯槽骨密度を計測した。その結果、対照と比較して歯槽骨密度
の上昇が認められた。
1)名称
A pilot case–control study on the alveolar bone density measurement in risk assessment for bisphosphonaterelated osteonecrosis of the jaw
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要
⑯参考文献3
1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要
4)概要
Computer‑assisted measurement of radiographical alveolar bone density using intraoral radiographs: Preliminary
study on comparison between men and women in young adults
Oohashi M, Mizuhashi F, Sugawara Y, Saegusa H, Katsumata A, Ogura I
Journal of Oral and Maxillofacial Radiology. (2020) 8(1): 1-4
本提案の技術により幅広い年齢群の成人男女で歯槽骨密度を計測した。その結果、男性の歯槽骨密度が女性よりも高いことが
示された。
1)名称
Variance of radiographical alveolar bone mineral density by the anatomical morphology of mandibular bone
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
Katsumata A, Kohinata K, Esaki Y, Kawai M.
Heliyon (2022) ;8:e11507
4)概要
本提案の技術により成人男女の歯槽骨密度を計測し、歯科用コーンビームCT画像と比較検討した。その結果、歯槽部海綿骨の
CT画像濃度と歯槽骨密度の相関が、頬舌惻の皮質骨厚さとの相関よりも高いことがわかった。
1)名称
⑯参考文献4
⑯参考文献5
Takaishi Y, Ikeo T, Nakajima M, Miki T, Fujita T.
Osteoporos International (2010) 21:815–825 DOI 10.1007/s00198-009-1021-z
本提案と類似した技術により薬剤関連顎骨壊死の症例で顎骨の骨密度を評価した。その結果、症例の顎骨にび漫性の骨硬化が
見られた。
Diagnosis and management of osteonecrosis of the jaw: A systematic review and international consensus
International Task Force on Osteonecrosis of the Jaw
Journal of Bone and Mineral Research (2015) 30(1):3-23
薬剤関連顎骨壊死のシステマティックレビュー,これまでに発表された論文では症例の顎骨にび漫性の骨硬化が見られること
を記載
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
※⑮については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学
会等の関連団体や研究者等の名称を記載すること。
3034