資料 Ⅱ-1-1 2025年度予算編成における課題 (44 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20241129/index.html |
出典情報 | 令和7年度予算の編成等に関する建議(11/29)《財務省》 |
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後発医薬品産業の構造
○ 令和5年度の薬価調査によれば、後発医薬品については、同成分同規格内でのシェアが5%未満の品目が半数超を占めており、ま
た、1成分当たりの品目数で⾒ても、例えば内用薬については14品目にも及ぶなど、少量多品目生産の構造が課題とされている。
○ 後発医薬品を製造する企業数は約180社も存在しており、後発医薬品市場全体での安定供給確保の観点からは、企業間の過当
競争を適正化し、生産性の向上等を図っていくことが求められる。
◆ 限定出荷/供給停止の状況(令和6年9月)
◆後発品1成分当たりの品目数の推移(剤形別)
14.24
15.00
12.44
13.00
9.29
9.71
6.87
6.56 6.58
6.54
6.16 6.42
137
限定出荷(⾃社の事情)
限定出荷(他社品の影響)
限定出荷(その他)
内用剤 品目数/成分数
供給停⽌
注射剤 品目数/成分数
13,483
外用剤 品目数/成分数
7.45 7.49 7.60
6.86 6.87
通常出荷
1,244
672
12.99
10.37
9.00
5.00
14.02
11.38
11.00
7.00
14.68
1,013
15.32 15.78 15.65 15.66 15.58 15.32
7.48
8.09
8.45
※薬価削除⼿続き中の品目を含む
0
8.06 8.01 7.82
8.00 7.75
7.70 7.81
8.07 7.99 8.03
限定出荷(⾃社の事情)
7.67
7.30 7.05
6.88 6.64
限定出荷(他社品の影響)
6.08
2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年
限定出荷(その他)
(出所)厚生労働省 「第1回後発医薬品の安定供給等の実現に向けた産業構造のあり⽅に関する検討会 資料」(2023年7月31日)
供給停⽌
◆ 後発品における同成分同規格内シェア別品目数(2023年度)
73
1,000
シェア
品目数(割合)
0.1%未満
618品目(7%)
0.5%未満
1541品目(17%)
1%未満
2289品目(26%)
361
193
計672
82 71
631
11 2 65 59
計137
84 36
先発品
品目数
シェア5%未満の品目が半数超
500
45
229
890
⻑期収載品
計1,013
234
後発品
計1,244
その他の医薬品
(出所)第17回医療用医薬品の安定確保策に関する関係者会議資料を基に作成。
シェア
(出所)厚生労働省 「第7回後発医薬品の安定供給等の実現に向けた産業構造のあり⽅に関する検討会 資料」(2023年12月25日)
※令和5年度薬価調査結果
※後発医薬品を対象として、シェア0%(販売実績無し)の品目を除外