資料 Ⅱ-1-1 2025年度予算編成における課題 (70 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20241129/index.html |
出典情報 | 令和7年度予算の編成等に関する建議(11/29)《財務省》 |
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高齢世帯の貯蓄等の状況
○ 世帯ごとに事情が異なることには留意が必要であるが、①貯蓄から負債を引いた額の高齢者世帯での平均は、2,000万円以上で推
移、②高齢者世帯の約3割は預貯⾦等の⾦融資産額が2,000万円以上、③モデル年⾦と同程度の収⼊がある高齢者世帯の年
間の収⽀状況は⿊字となっている。
【① 貯蓄額ー負債額】
【③ 75歳以上世帯の収⽀状況】
平均的な高齢者世帯の貯蓄から負債を引いた額は2,000万円以上で推移
モデル年⾦と同程度の収⼊がある高齢者世帯の年間の収⽀状況は⿊字
(万円)
2,500
(万円)
300
2,000
1,500
250
1,000
200
500
150
0
266
190
251
181
100
-500
30〜39歳
-1,000
40〜49歳
50
70歳〜
【② ⾦融資産残高別の世帯割合】
高齢者世帯の約3割は預貯⾦等の⾦融資産額が2,000万円以上
3.0%
2.2%
2.3%
3.9%
2000万〜
27.8%
35.4%
世帯主が70歳以上の世帯
7.7%
1500万〜2000万
5.6%
1200万〜1500万
26.1%
37.1%
世帯主が80歳以上の世帯
8.1%
900万〜1200万
15.5%
450万〜900万
14.6%
世帯主が40歳未満の世帯
74.0%
8.8%
15.3%
収⼊
⽀出
単身世帯
夫婦2人世帯
(約186万円)
(約264万円)
モデル年⾦と
同程度の収⼊
【① 貯蓄額ー負債額】
(出所)総務省「家計調査」
(注)2人以上世帯。貯蓄額については、負債を有しない世帯も含み、グラフの凡例は、
世帯主の年齢による。
【② ⾦融資産残高別の世帯割合】
(出所)総務省「2019年全国家計構造調査」
(注)総世帯に係る⾦額であり、負債は含まない。
6.8%
5.9%
⽀出
0
(年)
〜450万
収⼊
【③ 75歳以上世帯の収⽀状況】
(出所)第109回厚生労働省社会保障審議会介護保険部会(2023.12.7)資料
(注1)モデル年⾦と同程度の収⼊は、厚生労働省が公表している2022年度における
年⾦月額から概算した数値。単身世帯については、モデル年⾦から1人分の⽼齢
基礎年⾦を除いて算出している。また、両世帯ともに厚生労働省⽼健局作成資
料における年収額のうち最も近いものを引用している。
(注2)⽀出額には、住居費、食料費、保健医療費等の消費⽀出のほか、租税及び
社会保険料などの非消費⽀出も含んでいる。