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資料 Ⅱ-1-1 2025年度予算編成における課題 (56 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20241129/index.html
出典情報 令和7年度予算の編成等に関する建議(11/29)《財務省》
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資料Ⅱ-1-56

医療サービスの偏在の是正(2)

○ 「特定過剰サービス」単位ごとに⾒た医療費について、例えば対前年度から大幅に延伸するなど、一定の「基準額」を超過した場合には、
アウトカム指標を満たさない医療機関を中⼼に、超過額の保険償還分を精算するといった仕組みを併せて導⼊することも検討の余地
がある。
◆ 医療サービスの偏在の是正(イメージ)
◆ 需要の集約により効率的なサービス提供ができる場合の診療
報酬上の評価の例(訪問診療の評価体系)
アウトカム指標を満たさない医療機関
特定過剰サービスの総額
①定期的に訪問して診療を⾏った場合の評価

アウトカム指標を満たす医療機関

※ 同一建物内での訪問診療の場合は、在宅患者訪問診療料の点数が低く算定さ
れている。

アウトカム指標により、精算措置対象を決定

在宅患者訪問診療料(1回あたり)

精算
基準額
対前年度から
大幅に延伸等

同一建物居住者

同一建物居住者以外



②総合的な医学的管理等を⾏った場合の評価
※ 単一建物での訪問診療対象患者数等により、段階的に評価している。

在宅時医学総合管理料
施設⼊居時等医学総合管理料(1月あたり)

昨年総額

A区/X科(特定過剰サービス)



単一建物患者数





③指導管理料等に対する評価

【改⾰の⽅向性】(案)
○ 「特定過剰サービス」に係る保険給付については、アウトカム指標に応じた減算措置に加えて、各年度の「基準額」を超過した場
合の精算措置の導⼊についても検討すべき。