資料1-2-3-6 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(交互接種に係る報告症例・基礎疾患等及び症例経過 (257 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00046.html |
出典情報 | 第82回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第8回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(8/5)《厚生労働省》 |
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2022/03/14 症状の回復を認めた。
紅斑、即時性アレルギーの転帰は、回復。
追跡調査予定あり。
本例は、武田薬品工業株式会社がモデルナ副反応報告サイトを通じて入
手した医師による副反応報告症例(TASK0022654)であり、医薬品医療機
器総合機構を通じて入手した医師による副反応報告症例(厚生労働省受
付番号:v2210001183)である。
トロサ・ハント症
候群;
第3脳神経麻痺;
23190
2021/08/10
SARS-CoV-2(コミナティ筋注)1 回目接種。
2021/08/31
SARS-CoV-2(コミナティ筋注)2 回目接種。
2022/03/28 本剤 3 回目接種。
2022/03/29 朝、頭痛、嘔気、発熱を認めた。カロナール服用で改善せ
ず。夜、これまでに経験したことのない痛みのため、当院救急外来を受
診。頭部 CT で異常なく、高血圧を認めず。アセリオ 1,000 mg 点滴し、
視神経周囲炎;
視神経炎
ロキソプロフェン頓服を処方し帰宅。
2022/04/01 再び頭痛が酷くなり、近医を受診。本剤接種後の通常の副
反応と考えて SG 顆粒、イミグラン、リリカにて対症療法を実施。
2022/04/02 動眼神経麻痺、視神経周囲炎が発現。
2022/04/04 右眼瞼下垂、複視を認め、精査加療のため当院に紹介され
入院。頭痛は右半分で右眼の奥に限局しており、右眼の流涙を認め、右
眼瞼は完全に下垂、右眼球は外転以外動かず、瞳孔は散瞳していた。頭
部 MRI、MRA で脳動脈瘤を認めず、右視神経の浮腫、右視神経周囲が造影
剤で濃染されるなどの所見が見られた。元々視力に左右差はないが、入
院後の右眼視力は左より低下していた。Tolosa-Hunt 症候群、視神経
炎、視神経周囲炎として、ステロイドパルス療法を実施。
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