資料1-2-3-6 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(交互接種に係る報告症例・基礎疾患等及び症例経過 (289 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00046.html |
出典情報 | 第82回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第8回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(8/5)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
本例は、医薬品医療機器総合機構を通じて入手した医師による副反応報
告症例(厚生労働省受付番号:v2210001328)である。
これまでに精神科受診歴のない被接種者。
2021/09/05
SARS-CoV-2(コミナティ筋注)1 回目接種。
2021/09/26
SARS-CoV-2(コミナティ筋注)2 回目接種。
日付不明
23275
躁病
接種前の体温:36.7℃。
2022/04/03
11:30 本剤 3 回目接種。
2022/04/08
17:00 躁症状が発現。誇大妄想、多弁、感情の起伏の増大
を認めた。
2022/04/09 興奮、徘徊を認め、当院救急科を受診。帰宅後、不眠、活
動性の亢進、性的逸脱を認めた。
2022/04/11 当院神経内科を受診。帰宅後、興奮、脱衣を行うなどの行
為を認めた。
2022/04/12 2 階の自室から飛び降り、救急搬送。受診時、興奮、徘徊
を認め医療保護入院。血液検査、脳波検査、頭部 MRI、脳脊髄液検査か
ら器質的異常は認めず、縦断的経過を総合的に評価し、本剤接種を契機
に発症した初発躁病エピソードと診断した。加療としてオランザピン 5
mg を内服開始。
2022/04/14 処方薬を long に増量し、躁症状は速やかに改善した。
289