資料1-2-3-6 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(交互接種に係る報告症例・基礎疾患等及び症例経過 (263 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00046.html |
出典情報 | 第82回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第8回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(8/5)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
C-反応性蛋白:(2022/04/01)6.88mg/dl、注釈:上昇あり;
心エコー像:(2022/04/01)異常所見の疑い、注釈:局所の壁運動異
常;
駆出率:(2022/04/01)62.5%;
心電図:(2022/04/01)異常所見の疑い、注釈:急性心筋炎として矛盾
しない所見を示した。ST 上昇又は陰性 T 波;
フィブリン D ダイマー:(2022/04/01)、上昇なし;
心臓磁気共鳴画像:(2022/04/01)異常所見あり、注釈:急性心筋炎と
して矛盾しない所見を示した。造影あり、(心筋の浮腫)T2 強調像にお
ける浮腫所見。典型的には斑状の心筋浮腫。(心筋の損傷)T1 強調像に
おけるガドリニウム遅延造影像。ただし、心筋の信号強度が骨格筋より
も高く、典型的には少なくとも 1 カ所の非虚血領域においてガドリニウ
ム遅延造影像を認めた;
トロポニン T(正常高値 0.014):(2022/04/01)1.230ng/ml、注釈:
上昇あり。
心筋炎の結果として治療的な処置がとられた。
臨床経過:
2022/03/30 の夜と 03/31 の夜に 30 分続く胸痛を認めた。
2022/04/01、患者は報告病院を受診した。
血液検査にて心筋逸脱酵素の上昇(CK とトロポニン T)、炎症反応の上
昇を認めた。
心電図と心臓 MRI は、急性心筋炎として矛盾しない所見を示した。
2022/04/01、患者は以下の検査を受けた:
トロポニン T:1.23ng/ml、上昇あり;
263