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資料1-2-3-6    薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(交互接種に係る報告症例・基礎疾患等及び症例経過 (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00046.html
出典情報 第82回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第8回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(8/5)《厚生労働省》
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実施した臨床検査および処置は以下の通り:

血液クレアチンホスホキナーゼ:(日付不明)上昇なし、血液クレアチ
ンホスホキナーゼ mb:(日付不明)上昇なし;コンピューター断層撮
影: (2021/11/05)異常所見なし、c 反応性蛋白質:(2021/11/01)
3.31mg / dl、注釈:上昇あり;生化学検査;心エコー図:
(2021/11/02)異常所見あり、注釈:局所の壁運動異常および左心室中
隔の mild hypokinesis;(2021/11/01)。駆出率:(2021/11/02)
53%、心電図:(2021/11/01)心のう水は明らかでなかった、注釈:心の
う水は心電図や心エコーで明らかでなかった;(2021/11/01)異常所見
なし;磁気共鳴画像心臓:(2021/11/11)造影増強、異常所見なし、上
昇あり;生化学検査;(2021/11) 2408 ng/ml、注釈: 2408 まで増加
した;(2021/11)その後減少した。白血球数:(2021/11/01)11700、
注釈:血液検査。

トロポニンIは、40.9 まで上昇した。

患者は入院した。

ロキソプロフェン(180mg/日)+コルヒチン(0.5mg/日)が開始された。

症状は軽快したが、トロポニンIは 2408 まで上昇し、その後減少した
(2021/11)。

心筋炎の他のいかなる有意な要因も認められなかった。これらの所見か
ら、コミナティの接種に伴う心筋炎の可能性が高いと推察された。

報告医師は、事象を重篤(入院:2021/11/01 から 2021/11/11 まで(予
定))と分類した。報告医師は事象と bnt162b2 の因果関係を評価不能と
した。

他の要因(他の疾患など)の可能性はなかった。

報告医師は、以下の通りにコメントした:

反応の詳細の報告のとおり。留意点は、インフルエンザ・ワクチンによ
る心筋炎の既往があるということ、そして、異なるワクチン接種を行っ
たということである;最初にモデルナ社製造のワクチン、その後ファイ
ザー社のワクチン。

事象の転帰は、軽快であった。

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