（３）デジタル化を支えるインフラの整備
【目指す姿】
・デジタル社会を支えるインフラの整備・維持・充実、半導体戦略の具体化等により、国民利
便の向上や安全・安心なデジタル社会の実現を図るとともに、インフラを活用した地域課題
の解決や地域活性化の促進を図る。
5G 整備

光ファイバ未整備世帯数

① 光ファイバ、5G インフラの整備等
デジタル社会を実現していく上で、高度情報通信ネットワークはデータの利活用や地
域課題の解決に不可欠な基盤となるものであることから、広く国民の利便性の向上等を
図るため、
「デジタル田園都市国家インフラ整備計画」等に基づき、光ファイバや第５世
代移動通信システム（5G）などの整備・維持・充実を図る（光ファイバ、5G インフラの整
備等に関する具体的な施策について、以下を参照。
）
。
じん
さらに、衛星通信を含めて通信ネットワークの強靱性確保について検討を行う。
② Beyond 5G の実現に向けた研究開発・標準化の推進
Beyond 5G の技術開発を我が国がリードし、通信インフラの超高速化・省電力化、陸海
空をシームレスにつなぐ通信カバレッジの拡張等を実現するため、新たな情報通信技術
戦略を令和４年度（2022 年度）中に取りまとめ、同戦略に基づき、光ネットワーク技術、
光電融合技術、衛星・HAPS150ネットワーク技術等の研究開発を強力に加速するとともに、
知財の取得や国際標準化を強力に推進する。
その開発成果については大阪・関西万博を起点として令和７年（2025 年）以降順次、
社会実装を目指す。
③ 半導体戦略の具体化
デジタル産業やデジタルインフラ、そしてその基盤となる半導体を取り巻く環境の変
化を踏まえ、令和３年（2021 年）６月に取りまとめた「半導体・デジタル産業戦略」に基
づき、以下の取組を推進する。

150

High Altitude Platform Station

117