資料1-2-3-2 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (129 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00055.html |
出典情報 | 第 88 回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会、令和4年度第 18 回薬事・食品衛生審 議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(11/11)《厚生労働省》 |
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本例は、「Eur J Case Rep Intern Med」で発表された症例である。
30 歳男性患者に COVID-19 予防のための本剤(COVID 19 ワクチンモデルナ)を接種。
文献参照:
Hoshina Y, Sower C, Baker V.投与後に出現した重症筋無力症
Eur J Case Rep Intern Med.2022;9(7):003439
患者の既往歴には疲労(早期疲労の 6 ヵ月間の既往歴。
(頭上の肉体労働を行う)。
日付不明、患者は本剤の初回投与を受けた。
24490
重症筋
無力症
疲労
日付不明、本剤投与開始後、患者は重症筋無力症(新規)を発現した。
以下に対する本剤接種後に診断された重症筋無力症(重篤性の基準は医学的に重要)。
患者は以下の治療を受けた。
ピリドスチグミン(経口)重症筋無力症に 30 mg 1 日 3 回;
プレドニゾロン(経口)重症筋無力症用、10 mg を 1 日 1 回;
プレドニゾロン(経口)重症筋無力症には毎週 10 mg/日ずつ増量
重症筋無力症に対してプレドニゾロン(経口)10 mg を 1 日 1 回投与する。
報告時点、重症筋無力症は軽快した。
診断結果(可能であれば括弧内に正常範囲を示す):
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