資料1-2-3-2 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (134 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00055.html |
出典情報 | 第 88 回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会、令和4年度第 18 回薬事・食品衛生審 議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(11/11)《厚生労働省》 |
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リウム利尿ペプチドは 6.9 pg/mL であった。COVID-19 抗原定量は陰性であった。心筋炎は、症
状、反復心エコー図、心原性酵素経過、及び心電図検査結果に基づき、血管攣縮性狭心症及び
ストレス誘発性心筋症を除外した後に診断された。臨床検査値異常は認められず、ウイルス
性、アレルギー性、自己免疫性、膠原病又はサルコイドーシスが原因であることが示唆された
ため、COVID-19 ワクチンが原因であると結論された。
3 回目接種 3 日後
CK(253 U/L)、 CK-MB(21.0 ng/mL)、トロポニン I(3.65 ng/mL)は最高値に達し、心臓の
磁気共鳴画像(cMRI)では心筋の浮腫やガドリニウム遅延造影は認められなかった。
日付不明
患者の状態を十分に観察した。心電図所見は改善し、心エコー所見は正常のままであった。
心筋炎の転帰は不明であった。
本自発症例は薬剤師により報告されたものであり、以下の発現が記載されている。
COVID-19 の予防として本剤の投与を受けた 77 歳の女性患者に幻覚が発見した。
病歴の情報は報告されなかった。
併用薬の使用は報告者から報告されなかった。
日付不明
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幻覚
患者は本剤の 3 回目の投与を受けた。
日付不明
患者は本剤の 4 回目の投与を受けた。
日付不明
幻覚が発現。
ワクチン同日にタリージェを追加したがどちらの作用によるものかは不明。
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