資料1-2-3-2 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (2 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00055.html |
出典情報 | 第 88 回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会、令和4年度第 18 回薬事・食品衛生審 議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(11/11)《厚生労働省》 |
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2021 年 8 月 11 日
本剤 2 回目接種。
2021 年 8 月 13 日
右眼視力低下を自覚し、近医眼科受診。右網膜出血でバイアスピリンを処方される。
2021 年 8 月 19 日
眼の発赤、疼痛を伴わない右眼にお血突発性及び重症の視力喪失のため、当院に紹介受診。初
診時、右眼視力光覚なし、眼圧 13.5 mmHg。眼底検査で多発性火焔状網膜出血、網膜動脈狭細
化、視神経乳頭浮腫を認め、黄斑部網膜は白濁浮腫状であった。左眼眼底に異常はなかった。
光干渉断層系にて黄斑網膜内側の高反射、肥厚を認め、光干渉断層血管撮影にて網膜毛細血管
網の描写は欠如していた。以上から、網膜中心静脈閉塞症と診断。全身精査を行い、血液検査
は近医での軽度血小板減少(12.9×10^4/mcL)以外、当院での検査で CRP、血沈、凝固系を含め
異常なく、血液疾患や膠原病は否定的であった。頚動脈エコー、心機能検査、頭部 MRI/MRA も
特記所見はなかった。右眼視力光覚弁(-)。眼底検査にて、眼底全体にわたる網膜出血。黄斑
部 Cherry red 様所見(+)、OCT にて内層の肥厚高反射。OCTA にて、網膜血管摘出欠損を認め。
右)網膜中心動脈閉塞症、網膜中心静脈閉塞症の合併と診断した。発症から 5 日経過してお
り、網膜中心静脈閉塞症による視力低下の回復は不可と考えられた。
バイアスピリン内服の続行をした。
2021 年 9 月 27 日
右視力手動弁
2021 年 11 月 1 日
右眼虹彩新生血管を認めた。網膜血管閉塞による虚血か原因と考えられた。
2021 年 11 月 4 日〜
新生血管緑内障進行防止目的で、右眼汎網膜光凝固術を施行した。
後遺症があるときはその症状:右眼視力手動弁。視野測定できず。(最大指標も見えない)。
日付不明
その後、蛍光眼底造影にて右眼に腕網膜時間、網膜循環時間の延長、充填欠損が見
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