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資料1-2-3-2   薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (174 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00055.html
出典情報 第 88 回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会、令和4年度第 18 回薬事・食品衛生審 議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(11/11)《厚生労働省》
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駆出率:45%7 日目、LVEF は改善し、Impella CP は離脱した。

心電図:洞調律、右軸偏位、及び不良な R 波進行が認められた。また、術前に心電図(ECG)異
常及び胸部 X 線で軽度の心陰影拡大が認められた。

脳波:9 日目、脳波が平坦になった。

好酸球数:死亡するまで著明な上昇なし。

心拍数:73/分冠疾患集中治療室入院時。

顕微鏡検査:顕微鏡所見により、心筋細胞溶解及び広範な線維症が認められ、左室自由壁及び
心室中隔の前部に顕著な混合型炎症性浸潤(T 細胞、マクロファージ、好酸球)が認められ、
心筋炎の診断に至った。CD 138+CD 79 a+CD 20 形質細胞は認められなかった。非対称性左室肥
大が認められたが、肥大型心筋症に特徴的な心筋細胞の崩壊は認められなかった。左室自由壁
とは対照的に、心室中隔の後部及び右室自由壁は炎症性細胞浸潤又は線維症をほとんど示さ
ず、ほぼ正常な心筋が維持されていた。加えて、後部乳頭筋は、広範で重度の線維症を伴う、
左心室心筋で同様の炎症性細胞浸潤を示した。

心筋壊死マーカー:VA-ECMO、Impella CP による心室補助装置、ステロイドパルス療法、IVIG
療法を開始後、心筋酵素値が低下した。

SARS-CoV-2 検査:(陰性)陰性。冠疾患集中治療室入院時。
本文献症例は、「Scientific Reports」で発表された文献症例である。

COVID-19 予防として本剤の投与を受けた男性患者におけるアナフィラキシー反応が発見した。

LITERATURE REFERENCE:
アナフ
24535

ィラキ

Akaishi T, Onodera T, Takahashi T, Harigae H, Ishii T. Reports of acute adverse

シー反

events in mRNA COVID-19 vaccine recipients after the first and second doses in



Japan. Sci Rep. 2022;12(1):15510(1):15510

病歴の情報は報告されなかった。

併用薬の報告はなかった。

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