提案書17(3200頁~3401頁) (13 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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整理番号
※事務処理用
提案される医療技術名
申請団体名
441107
3Dプリンティングデンチャー
公益社団法人
主たる診療科(1つ)
提案される医療
技術が関係する
診療科
日本補綴歯科学会
37歯科・歯科口腔外科
00なし
関連する診療科(2つまで)
00なし
提案される医療技術又は提案される医療技術に類似した医
療技術の提案実績の有無
過去に提案した年度
(複数回提案した場合は、直近の年
度)
「実績あり」の
提案当時の医療技術名
場合、右欄も記
載する
無
追加のエビデンスの有無
提案される医療技術の概要
(200字以内)
通法の全部床義歯製作術式に則り,無歯顎の精密印象,咬合採得行った後,ラボスキャナーにて顎間関係を含む作業用模型
をスキャンする。専用ソフトウェアにて義歯床形状、人工歯排列をデザイン後、3Dプリンターにてトライインデンチャーを
製作し、人工歯排列や粘膜面適合状態を口腔内で確認する。デザインされたSTLデータを光重合型インクを用いて義歯床と
人工歯をそれぞれ3Dプリンターで出力後、接着して完成とする。
文字数: 197
対象疾患名
保険収載が必要な理由
(300字以内)
欠損(総義歯)
顎間関係を含む作業用模型データを保存、伝達できることは再製作が容易なだけでなく,来院回数の減少や遠隔での治療も
可能とし、介護現場や災害時の迅速な医療提供を可能にすることから、患者のQOL向上に大きく貢献すると考えられる.ま
た、従来法では必要不可欠な人的作業や廃棄物を大幅に減少できるため、労働環境の改善やエラーを軽減できるだけでな
く、生産コストの低減が可能である。さらに,理工学的観点から加熱重合型と比較しても強度的に優れていることから、完
成義歯の長期使用も期待できる。
文字数: 235
【評価項目】
①提案される医療技術の対象
・疾患、病態、症状、年齢等
欠損(総義歯)
②提案される医療技術の内容
・方法、実施頻度、期間等
(具体的に記載する)
クラウドベースのソフトウェア上でデザインした人工歯排列と義歯床形状を基に、薬事承認を取得した人工歯と義歯床用の
3Dプリンター用レジンインクを用いて3Dプリンターで造形することによって、デンチャーを製作する技術。
区分
③対象疾患に対
して現在行われ
ている医療技術
(当該医療技術
が検査等であっ
て、複数ある場
合は全て列挙す
ること)
M
番号
医療技術名
M018
レジン床義歯(総義歯)
既存の治療法・検査法等の内容
従来の歯科技工士による模型上での人工歯排列や義歯床形状(歯肉形成を含む)を基に、埋没・填入・重合により、デン
チャーを製作する技術。
④有効性・効率性
・新規性、効果等について③との比較
・長期予後等のアウトカム
⑤ ④の根拠と
なる研究結果等
研究結果
参考文献2、3、4、5
3
ガイドライン等での位置づけ
⑥普及性
歯科技工士が長時間かけて製作していた従来義歯製作時間の1/10程度の短時間で製作できるようになり、生産性の向上が期
待できる。また、クラウド上での設計変更や技工指示できるため、技工所の作業環境に配慮することができる。さらに介護
現場、災害時など遠隔治療への対応も可能にする。
年間対象患者数(人)
国内年間実施回数(回)
※患者数及び実施回数の推定根拠等
ガイドライン等での記載あり(右欄に詳細を記載す
る。)
192312
237648
歯の欠損の補綴歯科診療ガイドライン 2008
令和3年度社会医療行為別調査(6月)の結果より、年間対象患者数および年間実施回数を算出した。一般技工所における、
歯科用3Dプリンター向けクラウドベースのデザインプラットフォームサービスの普及状況等から、レジン床義歯(総義歯)
の1/3が3Dプリンティングデンチャーに変更されることが予想される。したがって、令和3年度社会医療行為別調査(6月)
の結果より、年間対象患者数576,936(人)、国内年間実施回数712,944(回)の1/6として、3Dプリンティングデンチャー
の年間対象患者数を96,156(人)、国内年間実施回数を118,824(回)と推定した。
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