提案書17(3200頁~3401頁) (67 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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プレーンテキスト
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【技術の概要】歯面にプローブ先端からレーザー光(655nm)を照射することにより、蛍光反射が
起こる。その反射レーザー光を測定し、「診断しにくいう蝕」や「表層下う蝕」を検出するもの。そ
の反射光の光量より表面状態を数値化し,このレーザー光線は、深度最大2mmまで到達するこ
とが可能で、健全なエナメル質には低い値が示されるが、う蝕を含め表面歯質が変化している
場合には、高い値が示され、う蝕診断・検査に有効である。また,新病名「Ce」を含め平滑面齲蝕
にも対応が可能な検査技術である。
【対象疾患名】:「C」・「Ce」
【現在当該疾患に対して行われている治療との比較】:口腔内カラー写真撮影
(クラスⅠ)ではなく診断機器(クラスⅡ)として客観的数値で示すことができる。
【有効性】: ①写真では重症化しているのかどうか判断できない ②X線が使用できない症例にも対応で
きる(小児・障害児(者)・妊婦・訪問診療時)。 ③キャリブレーションの後は、即時に数値を表示する。
④白濁などのスポットを局所審査できる。 ⑤見えないう蝕を数値化することで患者さんに納得してもら
いやすい。 ⑥ 新病名「Ce」の客観的検査は、現状の検査ではないので、数値化できるこの検査は唯一
の検査とも考えられる。
【診療報酬上の取り扱い】:単純にカラー写真撮影法に代わる検査方法として算定。
一回単位で算定、右上のチェックシートに数値を記載する。(3月に1回)
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