提案書17(3200頁~3401頁) (54 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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変化
年間実施回数の
変化等
見直し前の症例数(人)
0人
見直し後の症例数(人)
557,826人
見直し前の回数(回)
0回
見直し後の回数(回)
557,8268回
⑤医療技術の成熟度
・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)
・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)
レジン前装金属冠は1990年代以降長期にわたり前歯部のブリッジの支台装置や単冠として使用されており、2016年以降は第一小臼歯へも適応とな
り、広く普及している技術である。学会においても全ての歯科医師が行うことのできる基本的な技術と考えられており、学部教育の教科書にも掲
載されていることから、技術的専門性に関する問題はない。
施設の要件
(標榜科、手術件数、検査や手術の体
制等)
特になし
人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門
性や経験年数等)
特になし
その他
(遵守すべきガイドライン等その他の
要件)
特になし
⑥安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度
前歯,および第一小臼歯をブリッジの支台歯とする場合に汎用されている技術であり、安全性が疑われる報告はない.
⑦倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)
患者がQOLの向上を獲得できる極めて有用な方法であり,ブリッジ以外の場合は既に同様のQOLが確保されているため,社会的妥当性は高い.
⑧点数等見直し
の場合
⑨関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(当該医療
技術を含む)
見直し前
見直し後
その根拠
区分
番号
技術名
特になし
特になし
特になし
具体的な内容
特になし
特になし
区分をリストから選択
特になし
特になし
増(+)
プラスマイナス
⑩予想影響額
予想影響額(円)
7,960,177,020円
その根拠
第二小臼歯を全部金属冠からレジン前装金属冠への影響額は、歯冠形成の「金属冠 臼歯のレジン前装金属冠 加算」(生活歯 490点/失活歯
470点)と,全部金属冠とレジン前装金属冠の差分(2,339-1,389=950点)であり,合計すると1回(装置)あたり,生活歯 1,440点/失活歯
1,420点なる.生活歯と失活歯の比率は,令和3年度の社会医療診療行為別統計の6月審査分の歯冠形成の「臼歯のレジン前装金属冠 加算」の数
値で見ると,生活歯が13,372回,失活歯が25,528回であり,おおよそ1:2と考えられるため,これを加味すると1回(装置)あたりの増加分は
1,427点で,年間の予想影響額は,1,427点×10円×557,826回=7,960,177,020円の増加と推定される.
備考
使用している金属の材料費について,12%金銀パラジウム合金を1回(装置)あたり0.5g程度削減できると見込んでおり,金属価格を3,000円/g
で試算した場合、3,000×0.5×557,826回(装置)=836,739,000円相当の金属の使用が削減できる。
⑪算定要件の見直し等によって、新たに使用される医薬
品、医療機器又は体外診断薬
特になし
⑫その他
特になし
⑬当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等
⑭参考文献1
⑭参考文献2
特になし
1)名称
Using a partial veneer crown as a conservative retainer in fixed proshodontics
2)著者
Krati J, Khurshid M
3)雑誌名、年、月、号、ページ
Med. Res. Chron、2015、2(2)、p187-190
4)概要
犬歯と第二小臼歯を支台歯とする前装ブリッジであり、患者の満足が高いことを報告した5年経過症例。
1)名称
ブリッジによる補綴処置
2)著者
松村英雄、羽鳥弘毅、小宮山道、岩見昌信
3)雑誌名、年、月、号、ページ
クラウンブリッジテクニック
4)概要
第二小臼歯を支台歯としたワンピースキャストのブリッジの製作法が掲載されている。
第2版、2021年3月、163-165頁
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