提案書17(3200頁~3401頁) (86 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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プレーンテキスト
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【技術の概要】
【保険収載が必要な理由】
対面診療により摂食機能診断が行われ、これに基
づく摂食機能療法診療計画書が作成されいている
患者に対して、継続的な摂食機能療法が可能と
なるようオンラインによるビデオ通話を用いた摂食機
能療法を行う。
【対象疾患】
摂食機能障害または、在宅患者訪問口腔リハビリ
テーション指導管理料・小児在宅患者訪問口腔リ
ハビリテーション指導管理料の対象患者
【診療報酬上の取扱】
摂食嚥下障害患者への問題点
•
摂食機能障害患者には、継続した指導管理が求められる。外来患者においては、体
調の変化をきたしやすい者も多く、体調不良により通院が一時的に困難になったり、
今般のように感染症が蔓延した際などにおいて、通院にリスクが伴い、外来受診が出
来ない場合がある。
•
摂食支援の場面では、多職種でのミールラウンド、カンファレンスが求められるが、患者
の食事時間に歯科医師が参加することが困難。
オンライン診療の利点
•
訪問診療患者においては、オンラインによるビデオ通話によって食事観察を生活の場で
環境を変えずに実施可能で患者にストレスをかけることもない。
•
対面診療により機能診断や摂食機能診療計画書が作成されいている患者に限り、
オンラインによるビデオ通話の診療を組み合わせて診療を継続させる意義は大きい。
•
実際に訪問している歯科医師または歯科衛生士がオンラインを通じて、食事場面の
画像を専門性を有する歯科医師と共有し、オンタイムで観察結果や指導内容のアド
バイスを受けることができる。
•
専門性を有する歯科医師の効率的な摂食支援への参画が可能となる。
H 185点
Dentist to Patient
Dentist to Patient with Dentist or DH
3285