提案書17(3200頁~3401頁) (69 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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※下記のように推定した根拠
年間対象者数の
変化
年間実施回数の
変化等
見直し前の症例数(人)
0人
見直し後の症例数(人)
27720人
見直し前の回数(回)
0回
見直し後の回数(回)
27720回
⑤医療技術の成熟度
・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)
・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)
令和3年6月における全初再診数は17569115件で医管算定数は302336なのでは全初再診の1.7%を占めている。何らかのレーザーの施設基準を出し
ている医療機関は約9000件(13.2%)レーザー機器加算1の件数は、18800件程度である。令和元年から3年間レーザー機器加算1の算定数にはほとん
ど動きがない。このとき、抜歯術は減少傾向にあるが、後出血処置や抜歯窩治癒不全処置は若干の上昇に転じている。従って、抜歯術後に何らか
の処置があれば、①継発症状が減少するのではないか ②医管算定患者に継発症状患者が少なくないのではないか この全てで条件が揃ったとき
に重症化予防が叶うのではないかと推測される。
日本レーザー歯学会監修「レーザー歯学の手引き」に示すように、もうすでに周知の技術であり、一般の診療の中で行われている技術である。
レーザー照射による止血を考え実際に利用している術者も多いと考えられる。
施設の要件
(標榜科、手術件数、検査や手術の体 レーザ機器使用のための管理区域を定めた一般の医療機関(歯科診療所・病院歯科)
制等)
人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門 歯科用レーザー使用経験5年以上の歯科医師(日本歯科医学会関連分科会の認定医・専門医が望ましい)
性や経験年数等)
その他
(遵守すべきガイドライン等その他の 学会が行う安全講習・教育講習を3年に一度は受講して最新の医療技術を習得すること。
要件)
⑥安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度
歯科用レーザーの安全基準に従って使用すれば、問題はないと思われる。できれば歯科用レーザー使用経験5年以上の歯科医師(日本歯科医学会
関連分科会の認定医・専門医)が望ましい。
⑦倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)
一般的歯科用レーザー照射治療である。倫理的社会的に問題となる点はない。
⑧点数等見直し
の場合
見直し前
見直し後
その根拠
0点
50点
適応拡大
区分
⑨関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(当該医療
技術を含む)
J
番号
技術名
J084-4
創傷治癒
具体的な内容
後出血処置の区分とされているこの処置が20%減るだけで重症化の予防効果が出る。
減(-)
プラスマイナス
⑩予想影響額
予想影響額(円)
13860000円
その根拠
医管算定時の抜歯件数(1400万件の1.5%):A.レーザーの施設基準(A:210000件×13.5%)→ 31500件×500円-重症化処置(31500件×20%)×4700
備考
20%ではなく11%だけだとして±0円となる予定
⑪算定要件の見直し等によって、新たに使用される医薬
品、医療機器又は体外診断薬
特になし
⑫その他
特になし
⑬当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等
特になし
⑭参考文献1
⑭参考文献2
1)名称
レーザー歯学の手引き
2)著者
一般社団法人日本レーザー歯学会
3)雑誌名、年、月、号、ページ
2015年04月発行版
4)概要
一般社団法人日本レーザー歯学会が監修したレーザー治療の手引きとなる書です。P84に抜歯時のレーザー止血について解説
1)名称
Evaluation of Coagulation and Healing Effect of Laser and Hemostatic Sponge on Post Extraction Dental Socket for Diabetic
2)著者
Al-Wardi NA *、Al-Maliky MA,andMahmood AS
3)雑誌名、年、月、号、ページ
Dental Health Current Research 2017,3:2
4)概要
糖尿病患者の抜歯窩に940nmダイオードレーザーと止血スポンジの止血効果を比較しレーザーの方が優れていると結論
p1-4
3268