提案書17(3200頁~3401頁) (171 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)
・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)
施設の要件
(標榜科、手術件数、検査や手術の体
制等)
人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門
性や経験年数等)
その他
(遵守すべきガイドライン等その他の
要件)
日本がん・生殖医療学会では、厚労科研にて認定がん・生殖医療ナビゲーターおよび、がん生殖医療ナビゲーター看護師
(OFNN)人材育成事業を行っている。該当の研修を修了した看護師・薬剤師は、500名を超えている。また、がん・生殖医
療専門心理士養成講座修了したがん生殖医療専門心理士は62名である。医師以外の職種のうち、当該分野の医療技術を有す
る専門職は600名近くおり、がん診療連携拠点病院が408施設であることから一定数は確保されている。本研修は最低2年以
上がん医療に携わっていることが受講条件であり、主に、がん専門看護師・認定看護師、生殖看護認定看護師等が受講して
いる。本研修を受講することにより、受講前に比べて、受講後にがん生殖医療に関する知識・実践に関する自信の有意な向
上が認められている。
自施設内または他施設間において、がん生殖医療の連携がとれていること。なお、標榜科、手術件数、画像検査、手術の体
制、病床の有無等は問わないこととする。
医師、所定の研修を受けた看護師、薬剤師、公認心理師
各疾患ガイドライン、「小児、思春期・若年がん患者の妊孕性温存に関する診療ガイドライン」、「乳がん患者の妊娠・出
産と生殖医療に関する診療ガイドライン」
⑧安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度
研修を受けた者が行うことにより、安全性は確保され、副作用のリスクは低い。
⑨倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)
問題なし
B
妥当と思われる診療報酬の区分
⑩希望する診療
報酬上の取扱い
点数(1点10円)
その根拠
関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(③対象疾
患に対して現在
行われている医
療技術を含む)
予想影響額
200点
人的要件がほぼ同様である、がん看護に関する研修を修了した者が不安軽減を目的とした面談に対する点数(がん患者指導
管理料ロ)と同程度とした。
区分
区分をリストから選択
該当なし
番号
技術名
-
具体的な内容
-
プラスマイナス
予想影響額(円)
44,000,000円
その根拠
推定人数が10,000名であることから、10,000×2,200円×2回(1回200点)で計算して算出した。
備考
増(+)
その他、不必要な不妊治療の開始・継続に対する医療費、心理的な負担に伴う受療費が減額となることが予測される
⑪提案される医療技術において使用される医薬品、医療機
器又は体外診断薬
該当なし
(主なものを記載する)
⑫提案される医療技術の海外における公的医療保険(医療
保障)への収載状況
※ 該当する場合、国名、制度名、保険適用上の特徴
(例:年齢制限)等
3)調べていない
該当なし
⑬提案される医療技術の先進医療としての取扱い
d. 届出はしていない
⑭その他
該当なし
⑮当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等
該当なし
3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要
Fertility Preservation for Patients With Cancer: American Society of Clinical Oncology Clinical Practice
Guideline Update
Alison W. Loren, Pamela B. Mangu, Lindsay Nohr Beck, Lawrence Brennan, Anthony J. Magdalinski,
Ann H. Partridge, Gwendolyn Quinn, W. Hamish Wallace, and Kutluk Oktay
Journal of Clinical Oncology 2013;31(19):2500-2510
がん治療により妊孕性に影響がある場合、妊孕性への影響や妊孕性温存治療について情報提供、相談対応することが必要で
ある。
Cancer and Fertility Program Improves Patient Satisfaction With Information Received
Joanne F. Kelvin, Bridgette Thom, Catherine Benedict, Jeanne Carter, Stacie Corcoran, Maura N. Dickler, Karyn
A. Goodman, Allison Margolies, Matthew J. Matasar, Ariela Noy, and Shari B. Goldfarb
Journal of Clinical Oncology 2016;34(15):1780-86
不妊治療看護師による不妊治療プログラムを提供は患者の満足感を向上させる。
1)名称
Difficult choices for young patients with cancer: the supportive role of decisional counseling
1)名称
⑯参考文献1
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要
1)名称
⑯参考文献2
⑯参考文献3
⑯参考文献4
⑯参考文献5
1)を選択した場合は、下の欄に詳細を記載。
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要
1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
Leonora Chiavari, Sara Gandini, Irene Feroce, Aliana Guerrieri-Gonzaga, William Russell-Edu, Bernardo Bonanni,
Fedro Alessandro Peccatori
Support Care Cancer. 2015;23(12):3555-3562.
カウンセラーによる意思決定支援プログラムを受けることで意思決定による葛藤を下げ、意思決定を助ける。
平成30年度患者体験調査結果に基づく提言書
がん対策推進総合研究事業
https://www.ncc.go.jp/jp/cis/divisions/health_s/teigen.pdf
4)概要
妊孕性に影響のある治療を受けるすべてのがん患者に対し、挙児希望の有無の確認と必要十分な説明が確実に行われるとと
もに、希望する患者が妊孕性温存を実施できる体制をより強化するべきである、と提言が出された。
1)名称
Influence of Negative Emotional Expressions on the Outcomes of Shared Decision Making During Oncofertility
Consultations in Japan
2)著者
Tomoe Koizumi, Kazuko Nara,Tomoko Hashimoto,Satoru Takamizawa,Kouhei Sugimoto, Nao Suzuki, Yoshiharu Morimoto
3)雑誌名、年、月、号、ページ
J Adolesc Young Adult Oncol. 2018 (4):504-508
わが国での心理師によるがん生殖医療に関するカウンセリングが若年がん患者の妊孕性に関するネガティブな感情を緩和
し、意思決定を促す。
2)著者
4)概要
※⑮については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等
の関連団体や研究者等の名称を記載すること。
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