提案書17(3200頁~3401頁) (174 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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整理番号
603201
※事務処理用
提案される医療技術名
申請団体名
がん患者指導管理料ロ
日本緩和医療学会
主たる診療科(1つ)
提案される医療
技術が関係する
診療科
38その他(診療科名を右の空欄に記載する。)
看護、がん患者を診療するすべての診療科
00なし
―
00なし
―
関連する診療科(2つまで)
提案される医療技術又は提案される医療技術に類似した
医療技術の提案実績の有無
「実績あり」の
場合、右欄も記
載する
有
過去に提案した年度
(複数回提案した場合は、直近の年
度)
提案当時の医療技術名
令和4年度
がん患者指導管理料ロ
有
追加のエビデンスの有無
診療報酬区分
診療報酬番号
再評価区分(複数選択可)
提案される医療技術の概要(200字以内)
B
B001
23
1-A
算定要件の見直し(適応)
該当する場合、リストから○を選択
1-B
算定要件の見直し(施設基準)
該当する場合、リストから○を選択
1-C
算定要件の見直し(回数制限)
該当する場合、リストから○を選択
2-A
点数の見直し(増点)
該当する場合、リストから○を選択
2-B
点数の見直し(減点)
該当する場合、リストから○を選択
3
項目設定の見直し
○
4
保険収載の廃止
該当する場合、リストから○を選択
5
新規特定保険医療材料等に係る点数
該当する場合、リストから○を選択
6
その他(1~5のいずれも該当しない)
該当する場合、リストから○を選択
「6
その他」を選んだ場合、右欄に記載
―
算定対象の評価方法の追加
算定対象を特定するための評価尺度に現存のSTAS-J、DCSに加え、IPOS、ESAS-r-J、PRO-CTCAEを併記する。
文字数: 76
再評価が必要な理由
症状評価のゴールドスタンダードは患者の自己評価である。臨床現場では、外来受診時、入院時、がん患者の症状評尺度としてIPOSやエドモント
ン症状評価システム改訂版、PRO-CTCAEを用いる施設が増えてきている。これら3種類の尺度は、世界で汎用されている患者の自己評価尺度であ
り、それぞれ日本語版の尺度で妥当性・信頼性が検証されている。症状は主観的なものであり、本来は患者に尋ねなければわからないものである
ことから、自己評価尺度を用いた評価を可能にすることで、対象となる患者をより的確に評価できるものと考える。
【評価項目】
①再評価すべき具体的な内容
(根拠や有効性等について記載)
がんと診断された患者であって継続して治療を行う者のうち、STAS-Jで2以上の項目が2項目以上該当する者、またはDCS40点以上の者
②現在の診療報酬上の取扱い
・対象とする患者
・医療技術の内容
・点数や算定の留意事項
がん診療の経験を有する医師またはがん患者の看護に従事した経験を有する専任の看護師、公認心理士が適宜必要に応じてその他の職種と共同し
て、身体症状および精神症状の評価及び対応、病状、診療方針、診療計画、日常生活での注意点などの説明、患者の必要とする情報の提供、意思
決定支援、他部門との連絡および調整など、患者の心理的不安を軽減するための面接を行う。
B
診療報酬区分(再掲)
診療報酬番号(再掲)
B001 23
医療技術名
がん患者指導管理料ロ
治癒率、死亡率やQOLの改善等の長期予 がんと診断された患者であって継続して治療を行う者のうち、STAS-Jで2以上の項目が2項目以上該当する者、またはDCS40点以上の者
後等のアウトカム
③再評価の根
拠・有効性
ガイドライン等での位置づけ
④普及性の変化
※下記のように推定した根拠
年間対象者数の
変化
年間実施回数の
変化等
ガイドライン等での記載あり(右欄に詳細を記載す 我が国の緩和ケア領域で使用可能な評価尺度をまとめている緩和ケア、がん看護、臨床評
る。)
価ツール大全(2020 p10-22.p79.83に記載された使用が推奨されている。
日本語版の自己評価尺度の妥当性が検証されており、適切に対象患者を選定できるものと考える。比較的簡便で記入しやすい(5分程度)身体・
精神症状だけでなく、全人的な苦痛や抱えている問題点を広く評価できることから(Sakurai H,Japanese Journal of Clinical Oncology, 2019,
49(3), 257-262)、普及性が増加し、医療者が患者の症状に気づきやすくなる。患者の主観的な評価を導入することにより、早期の有害事象の発
見および症状悪化を把握するとともに、精度の高い評価が可能となることが期待される (Basch E, et al:Lancet Oncol. 2006;7(11):9039.)。
見直し前の症例数(人)
999,075人
見直し後の症例数(人)
999,075人
見直し前の回数(回)
269,628回
見直し後の回数(回)
300,000回
3373