提案書17(3200頁~3401頁) (78 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
整理番号
※事務処理用
提案される医療技術名
申請団体名
446102
複数名訪問歯科衛生指導加算、および複数名歯科訪問診療補助加算
一般社団法人
37歯科・歯科口腔外科
主たる診療科(1つ)
提案される医療
技術が関係する
診療科
日本老年歯科医学会
38その他(診療科名を右の空欄に記載する。)
在宅医療
関連する診療科(2つまで)
リストから選択
提案される医療技術又は提案される医療技術に類似し
た医療技術の提案実績の有無
無
過去に提案した年度
(複数回提案した場合は、直近の年
度)
「実績あり」の
場合、右欄も記
載する
提案当時の医療技術名
無
追加のエビデンスの有無
提案される医療技術の概要
(200字以内)
医療的ケアが必要な在宅療養中の患者に対して歯科訪問診療を実施する際には、複数の歯科衛生士による診療補
助が必要となる。また、暴力行為、著しい迷惑行為、器物破損行為がある患者に対して療養管理指導、歯科衛生
指導を行う際、1人の歯科衛生士では対応が困難な場合がある。より安心・安全な在宅歯科医療を提供するため、
複数名の歯科衛生士の診療補助および複数名の歯科衛生士の訪問指導を評価する。
文字数: 188
対象疾患名
保険収載が必要な理由
(300字以内)
厚労省が定める疾病等(別表7)や状態等(別表8)などの医療的ケアの必要な患者、暴力行為、著しい迷惑行
為、器物破損行為がある患者
医療依存度が高い在宅療養患者においては、循環動態や呼吸状態の変化が起こりやすく、歯科治療中にもより変
化が生じやすいと言える。また、処置中の誤嚥防止にも配慮が必要で、安心・安全な歯科訪問診療を提供するた
めには、より高度な生体情報のモニタリングの実施や処置を的確に短時間で行う、安全な体幹保持などを行う必
要がある。このため、複数名の歯科衛生士によるモニタリングや介助が必要となる。
訪問診療では、患者宅という外界から閉ざされた場で実施することから、患者または患者の家族による暴力行
為、著しい迷惑行為が起こりやすい環境にある。介護保険の{介護}および{介護予防}複数名訪問加算も同様
の検討が必要である。
文字数: 298
【評価項目】
①提案される医療技術の対象
・疾患、病態、症状、年齢等
在宅訪問診療を実施してる患者のうち、厚労省が定める疾病等(別表7)や状態等(別表8)などの医療的ケア
の必要な患者、および、暴力行為、著しい迷惑行為、器物破損行為がある患者
②提案される医療技術の内容
・方法、実施頻度、期間等
(具体的に記載する)
・複数人の歯科衛生士の診療補助および歯科衛生士複数人による療養指導および口腔衛生指導
歯科訪問診療については歯科訪問診療ごと
・療養指導および口腔衛生指導については、月4回まで
区分
③対象疾患に対
して現在行われ 番号
ている医療技術
(当該医療技術 医療技術名
が検査等であっ
て、複数ある場
合は全て列挙す
既存の治療法・検査法等の内容
ること)
④有効性・効率性
・新規性、効果等について③との比較
・長期予後等のアウトカム
研究結果
⑤ ④の根拠と
なる研究結果等
⑥普及性
C
C000
歯科訪問診療補助加算
歯科訪問診療を算定した日に必要な患者に歯科衛生士が診療補助のために同行し診療補助した時に算定される
・より安心安全な在宅歯科医療が提供可能である。・訪問する歯科衛生士の身体的・心理的安心が得られる
水上らが2023年に行った訪問診療に携わる64名に対する歯科衛生士へのアンケート調査の結果、24名の歯科衛生
士が衛生士複数での訪問を行っていた。41名は、患者や患者家族からハラスメントと言える行動を受けており、
叩かれた(30名)、大声で怒鳴られた(24名)、体を触られた(12名)、物を投げつけられた者(7名)が順に多
かった。(勇美財団研究報告書2023年3月)
5
ガイドライン等での位置づけ
・
ガイドライン等での記載なし(右欄にガイドライン
日本老年歯科医学会で作成する。
等の改訂の見込み等を記載する。)
年間対象患者数(人)
1,353人
国内年間実施回数(回)
6,766(回)
3277