提案書17(3200頁~3401頁) (175 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)
・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)
該当する研修を受けた医師は2021年3月末時点で157,715名、該当する研修を受けた看護師は2021年3月時点で6,928名である。がん診療連携拠点病
院の数が405か所であることから相当数いると言える
施設の要件
(標榜科、手術件数、検査や手術の体 現状の施設要件に準ずる
制等)
人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門 緩和ケア研修会を受けた医師・医師以外の職種157,715 名、がん看護専門看護師1,036名、がん関連の認定看護師5,819名
性や経験年数等)
その他
(遵守すべきガイドライン等その他の 各疾患のガイドライン、コミュニケーションスキル、NURSEやSHAREなどのコミュニケーションに関する要点を遵守する
要件)
⑥安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度
POS、ESAS-r-J、PRO-CTCAE共にがん患者の症状アセスメントを行う上でその内容妥当性が検証されている。がん患者指導管理料算定対象者を選定
する上で問題はない。
⑦倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)
IPOS、ESAS-r-J、PRO-CTCAE共にがん患者の症状アセスメントを行う上でその内容妥当性が検証されている。自己評価が不可能な患者は存在する
が、その場合には他者評価尺度を用いることで対応が可能である。
⑧点数等見直し
の場合
⑨関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(当該医療
技術を含む)
見直し前
見直し後
その根拠
なし
なし
評価ツールの変更であるため
区分
他の医療技術との併用や重複はないため削除や減点はない。
その他(右欄に記載。)
番号
技術名
―
―
具体的な内容
―
増(+)
プラスマイナス
⑩予想影響額
予想影響額(円)
607,444,000
その根拠
推定件数が30,000件増であることから、30,372×2,000円×1回(予測最小値)(1回200点)で計算して算出した。
備考
自己報告型ツールを使うことにより身体的精神的苦痛の表出につながりやすく、介入の頻度が増える
⑪算定要件の見直し等によって、新たに使用される医薬
品、医療機器又は体外診断薬
なし
⑫その他
なし
⑬当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等
なし
⑭参考文献1
1)名称
Validation of the Integrated Palliative care Outcome Scale(IPOS)ーJapanese Version
2)著者
Sakurai H,Miyashita M, Imai K, Miyamoto S, Otani H, Oishi A, Kizawa Y, Matsushima E
3)雑誌名、年、月、号、ページ
Japanese Journal of Clinical Oncology, 2019, 49(3), 257-262
4)概要
IPOS-日本語版は有効で信頼性の高い症状評価尺度で、身体・心理的、社会的、精神的な症状を評価し、日本の成人がん患者の症状を評価する上
で有用である。
1)名称
Establishing Cutoff Points for Defining Symptom Severity Using the Edmonton Symptom Assessment System-Revised Japanese Version
2)著者
Yamaguchi T, Morita T, Nitto A, Takahashi N, Miyamoto S, Nishie H, Matsuoka J, Sakurai H, Ishihara T, Tarumi Y, Ogawa A
3)雑誌名、年、月、号、ページ
Journal of Pain and Symptom Management. 2016, Feb 51. No2. 292-297
4)概要
ESAS-r日本語版を用いて身体症状・精神症状の重症度を評価するときのそれぞれの症状のカットオフポイントを明らかにした。
1)名称
Validation of the Japanese Version of the Edmonton Symptom Assessment System-Revised
2)著者
Yokomichi N, Morita T, Nitto A, Takahashi N, Miyamoto S, Nishie H, Mtsuoka J, Sakurai H, Ishihara T, Mori M, Tarumi Y, Ogawa A
3)雑誌名、年、月、号、ページ
Journal of Pain and Symptom Management.50(5),718-723
4)概要
日本語版のESAS-rは、日本の成人がん患者の症状を測定するために信頼できる有効なツールである。
1)名称
Japanese translation and linguistic validation of the US National Cancer Institute's Patient-Reported Ourcomes version of the
Common Terminology Criteria for Adverse Events(PRO-CTCAE)
2)著者
Miyaji T, Iioka Y, Kuroda Y, Yamamoto D, Iwase S, Goto Y, Tsuboi M, Odagiri H, Tsubota Y, Kawaguchi T, Sakata N, Basch E,
Yamaguchi T
3)雑誌名、年、月、号、ページ
Journal of Patient-Reported Outcomes, 2017.1.8
4)概要
がん治療に伴う有害事象の患者自己評価尺度であるPRO-CTCAE日本語版の妥当性が検証された。
1)名称
Patient-Reported Outcome-Based Symptom Management Versus Usual Care After Lung Cancer Surgery: A Multicenter Randomized Controlled
Trial
2)著者
Wei Dai, Wenhong Feng, Yuanqiang Zhang, Xin Shelley Wang, Yangjun Liu, Cecilia Pompili, Wei Xu, Shaohua Xie, Yaqin Wang, Jia Liao,
Xing Wei, Run Xiang, Bin Hu, Bo Tian, Xiaozun Yang, Xiang Wang, Ping Xiao, Qi Lai, Xin Wang, Bangrong Cao, Qifeng Wang, Fang Liu,
Xiaoqin Liu, Tianpeng Xie, Xiaojun Yang, Xiang Zhuang, Zhong Wu, Guowei Che, Qiang Li, Qiuling Shi
3)雑誌名、年、月、号、ページ
J Clin Oncol, 2022 Mar 20;40(9):988-996.
4)概要
肺がん手術後のPROベースの症状管理は、退院後4週間まで、通常のケアよりも症状負担が少なく、合併症も少なかった。
⑭参考文献2
⑭参考文献3
⑭参考文献4
⑭参考文献5
※⑬については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等の関連団体や研
究者等の名称を記載すること。
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