提案書17(3200頁~3401頁) (98 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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整理番号
446201
※事務処理用
提案される医療技術名
申請団体名
口腔機能低下症における口腔衛生状態不良の検査
一般社団法人
37歯科・歯科口腔外科
主たる診療科(1つ)
提案される医療
技術が関係する
診療科
日本老年歯科医学会
リストから選択
関連する診療科(2つまで)
リストから選択
提案される医療技術又は提案される医療技術に類似した
医療技術の提案実績の有無
有
過去に提案した年度
(複数回提案した場合は、直近の年
度)
「実績あり」の
場合、右欄も記
載する
提案当時の医療技術名
令和4年度
口腔機能低下症における口腔不潔検査
有
追加のエビデンスの有無
診療報酬区分
診療報酬番号
再評価区分(複数選択可)
提案される医療技術の概要(200字以内)
D
D-002-6
1-A
算定要件の見直し(適応)
1-B
算定要件の見直し(施設基準)
該当する場合、リストから○を選択
○
1-C
算定要件の見直し(回数制限)
該当する場合、リストから○を選択
2-A
点数の見直し(増点)
該当する場合、リストから○を選択
2-B
点数の見直し(減点)
該当する場合、リストから○を選択
3
項目設定の見直し
該当する場合、リストから○を選択
4
保険収載の廃止
該当する場合、リストから○を選択
5
新規特定保険医療材料等に係る点数
該当する場合、リストから○を選択
6
その他(1~5のいずれも該当しない)
該当する場合、リストから○を選択
「6
その他」を選んだ場合、右欄に記載
口腔機能の低下が疑われる患者に対して、口腔機能低下症診断のために、口腔衛生状態不良の状態を評価する。これまで、口腔衛生不良の存在の
有無は、代替検査法として、舌苔指数を用いられている。微生物の量の測定を客観的かつ迅速に測定することが可能な本技術の導入により、汚染
状況の診断が客観的に可能であり、口腔機能低下症の診断をより精緻に行うことが可能となる。
文字数: 173
再評価が必要な理由
口腔機能低下症の診断の7つの項目においては、機器を用い実測値として客観的に示すものと、代替法として簡易に示す方法で評価することがで
きる。このうち「口腔衛生不良」については、代替検査である主観的な舌苔指数のみで、機器を用いて客観的に評価する方法はなかった。口腔内
微生物の量を客観的かつ迅速に測定することで、汚染状況の診断が可能であり、口腔機能低下症の診断をより精緻に行うことが可能であり、その
後の管理方法を的確に実施することが可能となる。参考文献2)にある本学会の口腔機能低下症に関する見解論文において、総微生物数が 6.5
Log10(CFU/mL)以上を口腔衛生状態不良としている。この基準に基づき判定する
【評価項目】
①再評価すべき具体的な内容
(根拠や有効性等について記載)
口腔機能低下症の診断の7つの項目においては、機器を用い実測値として客観的に示すものと、代替法として簡易に示す方法で評価することがで
きる。このうち「口腔衛生状態不良」については、機器を用いた客観的に評価する口腔内細菌数の測定機器が従来から存在していた。本法は、微
生物数を測定する方法で従来法である培養法と本法との相関は高く相関係数はr=0.85 を示している(Hamada et.al.IET 2010)。しかし、医療機
器として認められていなかった。今般、微生物定量分析装置、口腔内細菌カウンタ(パナソニック株式会社)が認可され臨床にて測定が可能と
なった。
②現在の診療報酬上の取扱い
・対象とする患者
・医療技術の内容
・点数や算定の留意事項
・対象とする患者は口腔機能低下症が疑われる患者である。算定の留意事項は口腔機能低下症に準じる。
口腔細菌定量検査に準じる
130点(口腔細菌定量検査に準じる、月2回に限り算定2回目の検査は50/100とする)
D
診療報酬区分(再掲)
診療報酬番号(再掲)
D-002-6
医療技術名
口腔細菌定量検査による口腔衛生不良の検査
治癒率、死亡率やQOLの改善等の長期予 口腔機能低下症(オーラルフレイル)を示す者は要介護、死亡に至るリスクは増加する
後等のアウトカム
③再評価の根
拠・有効性
ガイドライン等での位置づけ
ガイドライン等での記載あり(右欄に詳細を記載す
口腔機能低下症に関する基本的な考え方(日本歯科医学会)
る。)
3297
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