提案書17(3200頁~3401頁) (64 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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※下記のように推定した根拠
年間対象者数の
変化
年間実施回数の
変化等
見直し前の症例数(人)
0人
見直し後の症例数(人)
22680人
見直し前の回数(回)
0回
見直し後の回数(回)
34020回
⑤医療技術の成熟度
・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)
・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)
ダイアグノデント、ダイアグノデントペンに関して、販売実績が大きく伸びているといった報告はない。Ceでは口腔内写真撮影に代わり、う蝕状
態の経過観察に使用されているわけあるから、実際のう蝕に対しても問題なく診断することが可能である。とくにX線室のない歯科訪問診療時にX
線写真撮影に代わって光学式う蝕検出装置で診断できれば、国民の安心安全のしか訪問診療に大きく寄与する。歯科訪問診療時にX線写真診断を
どの位実施しているかはデータにないが訪問回数の約1~2%程度と推測できる。そうすると平均して年間22680件程度の検査数となる。この件数
が非医療機関でのX線照射の数だとすると看過できないものがある。ぜひとも光学式う蝕検出装置による検査に代えられるようにすべきである。
機器操作の指示に従ってキャリブレーション(この操作だけは忘れてはならない)後に測定部位に向けプローブを密着させ測定を開始する。機械に
表示された数値を読んで、記録するだけの手間である。臨床研修歯科医レベルでも問題なく測定は可能と考える。
施設の要件
(標榜科、手術件数、検査や手術の体 歯科訪問診療1を算定でき、光学式う蝕検出装置を診療時に患家に持って行ける医療機関
制等)
人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門 歯科医師1人以上と歯科衛生士あるいは歯科助手1名以上が患家に訪問可能であれば問題ない
性や経験年数等)
その他
(遵守すべきガイドライン等その他の 先ず視診で患歯を十分に観察すること。機器操作マニュアルに従って光学式う蝕検出装置を操作すること。
要件)
⑥安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度
ClassⅡのレーザー機器である。ClassⅣ等のレーザー照射器のガイド光レベルの物と考えて良い。それが常に照射されているのではなく、測定時
の1秒以内の照射であるので、極めて低リスクな診断器ある。
⑦倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)
すでに販売されてから10年以上経過しているが、倫理的内容の問題点は指摘されていない。
⑧点数等見直し
の場合
見直し前
見直し後
その根拠
0点
1歯1回につき20点
数本の歯が撮影できるX線写真と違い、本検査は1本1本の検査であるため
区分
⑨関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(当該医療
技術を含む)
E
番号
技術名
E000
写真診断
E100
撮影料
(E300)
(フィルム)
具体的な内容
X線写真診断と比較しても診断が同程度と判断できる検査であることから、放射線を使用しない被曝ゼロのう蝕診断可能な装置なので、安心・安
全の歯科医療に大いに貢献できる。特にX線室のない訪問歯科診療時には患家の家族にも安心・安全を感じてもらえる。
減(-)
プラスマイナス
⑩予想影響額
予想影響額(円)
(580円-200円×1.5)×34020=9525600円
その根拠
訪問診療時に撮影されたX線写真を訪問件数の1.5%と考えたとき、診断する歯の平均本数を1.5本と推計した。
備考
特になし
⑪算定要件の見直し等によって、新たに使用される医薬
品、医療機器又は体外診断薬
ダイアグノデント
⑫その他
特になし
⑬当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等
特定非営利法人
⑭参考文献1
⑭参考文献2
ダイアグノデントペン2190
日本歯科保存学会
1)名称
可視光線励起蛍光法の歯科における応用
2)著者
長谷川篤司
3)雑誌名、年、月、号、ページ
日本歯科医師会雑誌 2021年4月
4)概要
最新の光学式のう蝕等検査装置の比較装置として現状の光学式う蝕検査装置について遜色ないことが書かれてある。
1)名称
う蝕病変を鑑別する方法の性能に関する科学論文の厳格なシステマティック・レビューから得られた調査結果の報告
2)著者
日本歯科保存学会編
3)雑誌名、年、月、号、ページ
「う蝕治療ガイドライン」 第2版 詳細版 P12-14
4)概要
X線写真で診断することと光学的う蝕検査装置を用いて診断することにはほとんど差異が無い。
74巻1号 19-28ページ
3263