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資料1 サイバーセキュリティ2024(2023年度年次報告・2023年度年次計画)(案)について (171 ページ)

公開元URL https://www.nisc.go.jp/council/cs/index.html#cs41
出典情報 サイバーセキュリティ戦略本部(第41回 7/10)《内閣官房内閣サイバーセキュリティセンター》
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別添2

2023 年度のサイバーセキュリティ関連施策の実施状況及び 2024 年度年次計画
3 国際社会の平和・安定及び我が国の安全保障への寄与

防衛省において、引き続き、防衛省と防衛産業との <成果・進捗状況>
間におけるサイバー攻撃対処のための官民協力関 ・計画に基づき、官民協力関係の深化に向けた取組を実施し、情
係の深化に向けた取組を実施し、情報共有体制の
報共有体制の強化を図った。具体的には、防衛省と防衛産業と
強化を図っていく。具体的には防衛産業との情報
の間でサイバー攻撃対処のための情報共有、連携について、共
共有要領について、共同訓練において検証する。
同訓練を行って検証した。

(イ) 防衛省

<2024 年度年次計画>
・引き続き、官民協力関係の深化に向けた取組を実施し、情報共
有体制の強化を図っていく。具体的には、防衛省と防衛産業と
の間の情報共有、連携について、共同訓練において検証すると
ともに検証結果から更なる強化を推進する。
防衛省において、装備品や駐屯地等の施設インフ <成果・進捗状況>
ラを含む情報システムの防護機能を強化するた
・2022 年度末に規則改正等を行い、RMF を導入した。防衛省・自
め、2023 年に導入した「リスク管理枠組み(RMF)」
衛隊が保有する全システムを対象に、①最新の脅威事象を踏
を実施する。
まえたリスクの分析・評価、②脆弱性検査(ソフトウェアなど
に潜む弱点や問題点の洗い出し)、③侵入試験(模擬攻撃の試
み)を定期的に実施した。

(ウ) 防衛省

<2024 年度年次計画>
・RMF を引き続き実施していく。
防衛省において、引き続き、防衛省・自衛隊が保有 <成果・進捗状況>
する装備システムを標的としたサイバー攻撃等へ ・装備システムの性能への影響を局限化しつつ、サイバー攻撃に
の防衛能力を強化するため、サイバー攻撃発生時
よる被害拡大防止と装備システムの運用継続の両立を実現す
にサイバー攻撃の被害拡大防止と装備システムの
るための研究試作を実施した。設計等に時間を要したものの、
運用継続を両立するための装備システム用サイバ
研究目標達成の見通しが得られており、計画どおり研究は進
ー防護技術の研究試作を実施し、試験評価に着手
捗している。
する。
<2024 年度年次計画>

(エ) 防衛省

・装備システム用サイバー防護技術の研究試作の完成納入後に、
試験評価に着手する。なお、技術面での評価に加え、運用面で
の評価も実施する。

サイバーセキュリティ戦略(2021 年9月 28 日閣議決定。2021 年〜2024 年の諸施策の目標と実施方針)より
②我が国の先端技術・防衛関連技術の防護
・宇宙関連技術、原子力関連技術、その他先端技術等我が国の安全保障に関連する技術等につき、リスク低減を含めた一層の防護が
必要である。
・防衛産業については、新たな情報セキュリティ基準の策定や官民連携の一層の強化等によりセキュリティ確保の取組を進めてい
く。
・国の安全保障を支える重要インフラ事業者や先端技術・防衛関連技術産業、研究機関といった関係事業者と国の一層の情報や脅威
認識の共有及び連携を図る。
項番 担当府省庁

2023 年度

年次計画

2023 年度

別添2 - 73 -

取組の成果、進捗状況及び 2024 年度

年次計画