資料1 サイバーセキュリティ2024(2023年度年次報告・2023年度年次計画)(案)について (242 ページ)
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公開元URL | https://www.nisc.go.jp/council/cs/index.html#cs41 |
出典情報 | サイバーセキュリティ戦略本部(第41回 7/10)《内閣官房内閣サイバーセキュリティセンター》 |
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別添4−2 政府情報システムのためのセキュリティ評価制度(ISMAP)
図表4−2−2
2
ISMAP-LIU の基本的な仕組み
ISMAP クラウドサービスリストの登録状況及び政府機関等のクラウドサービス
の利用状況
ISMAP は、2021 年3月に初回となる ISMAP クラウドサービスリストの登録・公開を行い、
政府機関等による本制度の利用を開始した。ISMAP クラウドサービスリストは、ISMAP の運用
支援機関である IPA が運用する ISMAP ポータルサイト2にて公開されており、2024 年3月末時
点で、登録数は 64 サービスとなっている。
また、ISMAP が対象としている機密性2情報を取り扱う情報システムについて、政府機関等
における ISMAP クラウドサービスリスト登録サービスの利用率(2023 年 10 月末時点)は、
クラウドサービス利用全体の 66%を占めている。このうち、IaaS 及び PaaS サービスを合わ
せた利用率は 91%と高く、ISMAP の原則利用が定着してきている一方、SaaS サービスの利用
率は 52%にとどまっている。
今後、ISMAP-LIU への登録促進を含め、SaaS サービスの登録を更に増加させることにより、
ISMAP 等クラウドサービスリスト登録サービスの更なる拡充を図っていく。
政府機関等におけるクラウドサービスの利用状況は、図表4−2−3のとおりである。
図表4−2−3
利用件数
利用率
利用件数
利用率
利用件数
計
IaaS
406
90%
43
10%
449
PaaS
81
91%
8
9%
89
IaaS+PaaS 計
487
91%
51
9%
538
SaaS
483
52%
443
48%
926
合計
970
66%
494
34%
1,464
利用形態
2
政府機関等におけるクラウドサービスの利用状況
ISMAP 登録
ISMAP 未登録
※
政府機関等を対象とした「クラウド利用状況調査」から引用(2023年10月末時点)
※
調査対象のクラウドサービスは、機密性2情報を取り扱うもの。
※
「利用件数」は、各政府機関等で利用している件数の合計。
https://www.ismap.go.jp/csm?id=cloud̲service̲list
別添4 - 8 -