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資料1 サイバーセキュリティ2024(2023年度年次報告・2023年度年次計画)(案)について (94 ページ)

公開元URL https://www.nisc.go.jp/council/cs/index.html#cs41
出典情報 サイバーセキュリティ戦略本部(第41回 7/10)《内閣官房内閣サイバーセキュリティセンター》
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リティ対策について意識を強めていく必要がある。
【CS 戦略本部有識者本部員の主な受け止め】
 今後、医療分野も含め、伝達方法や参加団体の拡充を期待する。
 直接、国民生活に影響を与えるサービスのみならず、間接的に国民生活に影響を与えるサ
ービス・インフラに関しても抜けのないセキュリティ対策の徹底が必要である。
 「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」の策定と実施は、医療分野を含む
重要インフラ事業のサイバーセキュリティ対策に大きな貢献を行ったと評価する。
 特に、NISC では重要インフラ行動計画を改訂して、その計画に基づく文献等の各種調査や
分野横断的演習を実施した点、厚生労働省では医療分野における規則・ガイドラインの改
訂や階層別研修を実施した点を評価する。


インド太平洋地域における能力構築支援の推進(ASEAN 官民連携支援及び島しょ国支援の
強化)
【背景及び取組概要】
 「自由、公正かつ安全なサイバー空間」を確保し、国際社会の平和・安定及び安全保障に
寄与することの重要性は一層高まっており、世界各国におけるサイバーセキュリティの能
力構築を支援することは、対象国の重要インフラ等に依存する在留邦人の生活や日本企業
の活動の安定を確保し、当該国の健全なサイバー空間の利用の進展を促すのみならず、サ
イバー空間全体の安全の確保と直結しており、ひいては我が国を含む世界全体の安全保障
環境の向上に資するものである。
【昨年度までの実績】
 日 ASEAN サイバーセキュリティ政策会議等の実施
ASEAN 各国及び ASEAN 事務局とともに能力構築等の協力関係を推進する場として、政策
会議(局長級、10 月)及びワーキンググループ会合(実務者級。5月、8月及び2月の3回)
を開催した。また、協力活動として、具体的にはサイバーセキュリティ演習、重要インフ
ラ防護ワークショップ、普及啓発コンテンツ作成、能力構築、サイバーセキュリティ関連
情報の共有、日 ASEAN 政策リファレンス(便覧)作成、官民連携等の活動を推進した。ま
た、各活動について、より効果的に成果が得られるよう、関係省庁、JICA、IPA、その他国
内外サイバーセキュリティ関係機関と連携して実施した。
 日 ASEAN サイバーセキュリティ官民共同フォーラム開催による官民連携等の強化(新規)
令和5年 10 月、日 ASEAN 友好協力 50 周年を記念し、サイバーセキュリティ分野におけ
る我が国と ASEAN 諸国との国際的な連携・取組を強化することを目的とし、「日 ASEAN サ
イバーセキュリティ官民共同フォーラム」を開催した。本会合においては、日本の関係省
庁等から ASEAN 関連の取組について紹介を行った。また、日 ASEAN のサイバーセキュリテ
ィ分野における功労者を表彰するとともに、日 ASEAN の民間団体間の MoU 署名式を実施
し、連携の強化が行われた。このほか、サイバーセキュリティ業界の有識者や業界関係者
を交え、講演やパネルディスカッションを実施した。
別添1

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