資料1 サイバーセキュリティ2024(2023年度年次報告・2023年度年次計画)(案)について (173 ページ)
出典
公開元URL | https://www.nisc.go.jp/council/cs/index.html#cs41 |
出典情報 | サイバーセキュリティ戦略本部(第41回 7/10)《内閣官房内閣サイバーセキュリティセンター》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
2023 年度のサイバーセキュリティ関連施策の実施状況及び 2024 年度年次計画
3 国際社会の平和・安定及び我が国の安全保障への寄与
[警察庁]
(ケ) 警察庁
法 務 省 ( 公 ・警察庁において、サイバー空間におけるテロ組織
安調査庁)
等の動向把握及びサイバー攻撃への対策を強化
するため、人的情報の収集やインターネット・オ
シントセンターにおける幅広いオープンソース
の情報収集等により、攻撃主体・方法等に関する
情報収集・分析を推進するとともに、サイバー空
間を悪用したテロ組織の活動への対策につい
て、国際社会との連携の強化を図る。
<成果・進捗状況>
[警察庁]
・攻撃主体・方法等に関する情報収集・分析を実施するとともに、
サイバー空間を悪用したテロ組織の活動への対策について、
国際社会との連携の強化を図った。
[法務省(公安調査庁)]
・サイバー空間におけるテロ組織等の懸念動向に関する人的情
報やオープンソースの情報を幅広く収集するとともに、二国
間での協議や国際会議への参加を通じてサイバー空間におけ
[法務省(公安調査庁)]
るテロ組織等の活動実態や各国のテロ対策等に関する情報交
・公安調査庁において、サイバー空間におけるテロ
換を実施し、諸外国関係機関等との連携強化に取り組んだ。
組織等の動向把握及びサイバー攻撃への対策を
<2024
年度年次計画>
強化するため、サイバー空間における攻撃の予
兆等の早期把握を可能とする体制を拡充し、人 [警察庁]
的情報やオープンソースの情報を幅広く収集す
・引き続き、攻撃主体・方法等に関する情報収集・分析を推進す
ること等により、攻撃主体・方法等に関する情報
るとともに、サイバー空間を悪用したテロ組織の活動への対
収集・分析を強化するとともに、情報交換等を通
策について、国際社会との連携の強化を図る。
じて諸外国関係機関との連携強化に取り組む。
[法務省(公安調査庁)]
・引き続き、公安調査庁において、攻撃主体・方法等に関する情
報収集・分析を強化するとともに、情報交換等を通じて諸外国
関係機関との連携強化に取り組む。
(コ) 外務省
外務省において、2023 年は我が国が G7 議長国を務 <成果・進捗状況>
めることから、これまでの G7 の議論の継続性及び
・2023 年 10 月末から 11 月初旬にかけて開催し、我が国が議長
2022 年の首脳声明の内容を踏まえ、オンラインを
を務めた G7 ローマ・リヨン・グループ会合では、GIFCT を招
含めたあらゆる形態のテロ及び暴力的過激主義に
待し、オンライン上のテロ・コンテンツの対応等につき意見交
対抗するための議論を展開していく。また、引き続
換を行い、G7 の連携を再確認した。また、同会合に先立ち、
き、我が国は G7 ローマ・リヨン・グループ会合、
GIFCT との共催により、官民勉強会を兼ねたワークショップを
GIFCT 諮問委員会等を通じて国際的な議論に参加
開催し、国内関連業界より多くの参加を得て、民間の理解促進
し、国内の関連業界の理解促進を、官民合同会合を
に努めた。
通じて図っていく。以上を 2023 年の G7 議長国と
<2024 年度年次計画>
しての我が国の取組に反映させる。
・2024 年も G7 ローマ・リヨン・グループにおいて、オンライン
を含めたあらゆる形態のテロ及び暴力的過激主義は重要な議
題の一つとなる見込みであり、外務省においては、引き続き同
枠組みを通じて G7 と積極的な意見交換を行うとともに、更な
る連携を図っていく。同様に、GIFCT 諮問委員会における国際
的な議論に参加し、官民勉強会の機会等を通じて、引き続き国
内の関連業界に情報提供し、理解促進を図っていく。
別添2 - 75 -