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資料2-2   令和5年度業務実績評価書(案) (118 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_42034.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 労働WG(第56回 8/1)《厚生労働省》
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し、チーム医療

し、医師、看護

機関との連携強

を的確に実施す

師、リハビリテ

化を図っている

ることにより、

ーション技師、

か。

身体機能の向上

MSW等が連携

・患者の状況に

を図るととも

し、高度・専門的

応じた他の医療

に、職業・社会復

医療を提供する

機関への紹介、

帰後の生活の質

とともに、職業

自立支援機器等

(QOL)の向

リハビリテーシ

の研究開発及び

上を図る観点か

ョンセンターを

成果の活用を通

ら、自立支援機

はじめ関係機関

じて対象患者の

器の研究開発の

との連携強化を

職業・社会復帰

実施及び普及並

図る。

後の生活の質

びに職業リハビ

また、患者の

(QOL)の向

リテーションを

状況に応じた他

上に取り組んで

含めた関係機関

の医療機関への

いるか。

との連携強化に

紹介、患者退院

取り組む。

後の日常生活に
係る指導・相談、
三次元コンピュ
ータグラフィッ
クスによる住宅

だ(県外からの患者受入:リハ入院患者全体の38.0%)。
・ 札幌医科大学が実施する「ヒト(自己)骨髄由来間葉系幹細胞」を用いた脊髄再生医療に協
力し、脊髄損傷者の社会復帰に向けたリハビリ治療を実施した。
・ 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構が運営する国立吉備高原職業リハビリテー
ションセンターとの定期的な合同評価会議の実施等相互連携によるリハビリテーションの評
価を行うとともに、患者ごとのプログラム及び退院後のケアに係るプログラムの改良を図っ
た。
・ なお、国立吉備高原職業リハビリテーションセンターとの連携については、入所者に対し
て診療、緊急時対応、医療相談などを実施する一方、自院の入院患者が職業リハビリテーショ
ンセンターの職場復帰を目的とした技能向上・職種転換訓練などを受けていることから、そ
の連携強化に取り組んだ。
・ 患者の職場訪問等、職場との連携や地域障害者センターの面談、職業評価への動向など関
係機関等との連携強化を図った。
職業リハビリテーションセンターとの連携状況
令和元年度

令和2年度

令和3年度

令和4年度

令和5年度

運営協議会

1回

1回

1回

1回

1回

職業評価会議

12 回

12 回

11 回

9回

12 回

OA 講習

7回

8回

6回

7回

8回





以上の取組の結果、医学的に職場・自宅復帰可能である退院患者の割合が93.9%となり、目
標を達成した。
医学的に職場・自宅復帰可能である退院患者の割合
令和元年度

令和2年度

令和3年度

令和4年度

令和5年度

91.6%

90.7%

90.4%

93.2%

93.9%

改造支援システ
ム、自立支援機
器等の研究開発
及び成果の活用
を通じて対象患
者の職業・社会
復帰後の生活の
質(QOL)の向
上に取り組む。

・ 中国・四国地方の地方労働局からの依頼に基づき、被災労働者の義肢装具に係る「労災義
肢巡回サービス」を実施し、診察・処方、仮合わせ後の装着に至るまでの義肢装具適合に係
る支援を行うことで、被災労働者の職業・社会復帰後の生活の質(QOL)の向上に取り組ん
だ(巡回実績:30回)。
・ 厚生労働省が実施する「介護ロボットの開発・実証・普及のプラットフォーム」事業にお
ける「リビングラボ」(実際の生活空間を再現し、介護ロボットの製品評価・効果検証・実
証試験等を行う)へ参画し、介護ロボットの開発・実証・普及へ協力した(相談実績:3
件、評価実績2件)。
・ 四肢・脊椎の障害、中枢神経麻痺患者に対する自立支援機器等の研究開発及び成果の活用を
通じて対象患者の職業・社会復帰後の生活の質(QOL)の向上に取り組んだ。
・ 三次元コンピュータグラフィックスによる住宅改造支援システムを用いて、患者の自宅平面
図を基に自宅の改造案を3DCG化し、そのなかで日常生活を行うアニメを作成し、患者が自宅復
帰後の生活イメージを高め、自宅改造前に問題点に気づくための支援を行った(支援実績3
件)。
・ 令和元年7月に、手指に麻痺のある患者向けの「間欠式バルーンカテーテル用自助具」を商
品化し、広報活動を行った(商品名「バルるん」、令和5年度販売実績41件)。また、脊髄損傷
者の浴室内移動補助機器の商品化に向けて活動を行った。
・ 間欠式バルーンカテーテル用自助具を始めとする自立支援機器等について、
「国際福祉機器
展」
(令和5年度は国内外から380社・団体が出展し、約11万人が来場)などに出展し、広報活
動を行い、蓄積したノウハウや開発機器などの普及・商品化に努めた。
【令和5年度に開発品中の製品】
・車いす漕ぎ数カウンタ
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