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資料2-2   令和5年度業務実績評価書(案) (169 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_42034.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 労働WG(第56回 8/1)《厚生労働省》
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労者医療につい
ての理解を深め
る。


労災看護専



専門性を有





専門性を有

門学校において

する看護師の養

する看護師の養

は、労災病院に





おける勤労者医

勤労者医療及

労災看護専門

療の推進に必要

び地域医療を担

学校において、

な専門性を有す

う労災病院にお

勤労者医療の専

る看護師を養成

いて安定した医

門的知識を有す

し、看護師国家

療体制を確保・

る看護師を養成

試験合格率を全

充実させるた

するため以下の

国平均以上とす

め、労災看護専

取組みの充実を

ること。

門学校では、医

図る。

療や看護に関す



労災病院が

・職業に起因す

る専門知識とと

推進する勤労者

る疾病等の内容

もに、労働者の

医療に対する理

含むカリキュラ

健康を取り巻く

解を深めるた

ムを充実させ、

現状、治療と就

め、職業に起因

勤労者医療の知

労の両立支援に

する疾病、メン

識及び技術の習

関するカリキュ

タルヘルス、治

得に必要な特色

ラムを充実する

療と就労の両立

ある教育を行っ

ことで、勤労者

支援、災害看護

ているか。

医療の専門的知

等の内容を含む

識・技術を有す

カリキュラムの

る優秀な看護師

充実を図り、勤

を養成する。

労者医療の知識
及び技術の習得

専門性を有する看護師の養成

労災看護専門学校においては、看護師国家試験において、全国平均を大きく上回る合格者を
輩出し、勤労者医療の実践の場である労災病院の看護師確保に貢献した。
労災看護専門学校生の看護師国家試験合格率
区分

令和元年度

令和2年度

令和3年度

令和4年度

令和5年度

労災看学

98.4%

98.8%

99.0%

99.0%

97.9%

全国平均※

89.2%

90.4%

91.3%

90.8%

87.8%

※出典:令和6年3月22日厚生労働省発表「国家試験合格発表」
また、昨年度看護師国家試験不合格者には以下のフォローアップを行った。その結果、令和5
年度試験において3名が合格した。
・各校において国家試験担当教員を配置し、合格するまでサポートを受けられる体制を整え
た。
・模擬試験結果の把握や予備校への出席状況の把握を行い、電子(WEB)会議システムや看護
学校での面談及び指導を実施した。
・労災病院にて看護助手として就業可能とし、さらなる看護知識の定着を図った。

に必要な特色あ
る教育を行う。



勤労者医療

・労災病院にお

の視点も持って

いて臨地実習を

日常の看護実践

行っているか。

を行えるよう、

勤労者医療の専門的知識を有する看護師を養成するため、以下の取組の充実を行った。
(ア)勤労者医療の推進や職業と疾病の関係性等について知識を深める以下の教育を実施し
た。
・ 勤労者医療概論、メンタルヘルス、両立支援及び災害看護等の特色ある授業の実施。
・ 基礎から専門・統合分野に至る全ての分野の授業に対し、勤労者医療の視点を導入。
・ 治療と仕事の両立支援の現状について理解を深めるための、企業施設及び作業環境の見
学やリハビリテーション施設見学の実施。
(イ)令和5年度においては、近接する12の労災病院との連携により、延べ約33,600日の臨地
実習を継続的に実施した。
また、学生が勤労者医療に関する学内講義と医療の実践を結び付けて理解できるよう、
勤労者医療概論テキストの改訂を行ったほか、勤労者医療ハンドブックを活用し、勤労
者看護に関する指導内容の充実を図った。

勤労者医療を推
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