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資料2-2   令和5年度業務実績評価書(案) (70 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_42034.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 労働WG(第56回 8/1)《厚生労働省》
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病院機能評

病院機能評価の受審
良質な医療を提供するため、病院機能評価の更新時期を迎えた施設について再受審・更新を
行った(受審済7施設)


日本医療機能

対する安心と信

評価機構等の病

頼を確保するた

院機能評価の受

良質な医療を

病院機能評価の

め、患者の意向

審、患者サービ

提供するため、

更新に取り組ん

を十分に尊重

ス向上委員会活

日本医療機能評

でいるか。

し、良質かつ適

動、クリニカル

価機構等の病院

切な医療を提供

パス委員会等の

機能評価につい

すること。

院内委員会活動

て認定有効期限

そのため、患

等を通じて、良

を迎える施設の

者満足度調査に

質かつ適切な医

更新に取り組

おいて全病院平

療を提供する。

む。

均で 80%以上の

これらによ

満足度を確保す

り、患者満足度

ること。

調査において全

医療の標準化

リニカルパスの

医療の標準化や情報の共有化を通じたチーム医療の推進を図ることを目的として、全て

病院平均で 80%

を図るため、ク

活用を推進して

の労災病院においてクリニカルパスの活用を推進しており、クリニカルパスの使用状況を

【目標設定等の

以上の満足度を

リニカルパス検

いるか。

勘案して 1,084 件の見直しを実施した。また、活用の推進を図った結果、5,339 件のクリ

考え方】

確保する。

討委員会の活動

価の受審



医療の標準

化と質の向上

平成 29 年度

また、医療安

等を通じて、ク

実績 84.2%で

全チェックシー

リニカルパスの

あること等を踏

トによる自主点

活用を推進す

まえ、80%以上

検、医療安全相

る。

とした。

互チェック、医

また、医療の

療安全に関する

・良質な医療を



国民の医療に

提供するため、



病院機能評価の認定施設数の推移
区分

令和元年度

令和2年度

令和3年度

令和4年度

令和5年度

認定

28 施設

27 施設

27 施設

27 施設

27 施設

(認定率)

96.6%

93.1%

93.1%

93.1%

93.1%

※全国病院認定率(推計): 25.1%(令和6年4月1現在)
※施設数は令和5年度末時点

・医療の標準化
を図るため、ク

イ 医療の標準化と質の向上
(ア)クリニカルパスの活用

ニカルパスを活用した診療が提供された。


クリニカルパス導入状況
区分

令和元年度

令和2年度

令和3年度

令和4年度

令和5年度

パス件数

5,095 件

4,990 件

5,366 件

5,418 件

5,339 件

・医療の質の向

パス使用率

51.0%

49.4%

53.7%

53.5%

51.9%

質の向上を図る

上を図るため、

見直し件数

1,310 件

1,186 件

999 件

1,204 件

1,084 件

研修、医療安全

ため、
「医療の質

「医療の質の評

パス見直し率

25.7%

23.8%

18.6%

22.2%

20.3%

推進週間等を継

の評価等に関す

価等に関する検

続して実施する

る検討委員会」

討委員会」にお

とともに、患者

において策定し

いて策定した臨

の医療安全への

た臨床評価指標

床評価指標を活

積極的な参加を

を活用するとと

用するととも

推進し、医療安

もに、公益財団

に、公益財団法

全の充実を図

法人日本医療機

人日本医療機能

る。

能評価機構が厚

評価機構が厚生

生労働省から受

労働省から受託

託している「医

している「医療

療の質向上のた

の質向上のため

めの体制整備事

の体制整備事

業」
(臨床評価指

業」
(臨床評価指

標の定義標準化

標の定義標準化

及び当該指標を

及び当該指標を

活用した医療の

活用した医療の

質改善支援等に

質改善支援等に

(イ)各労災病院の医療の質の評価
機構本部において「医療の質の評価等に関する検討委員会」を令和5年 11 月に開催し、
労災病院の医療の質の評価・向上を目的として策定した「労働者健康安全機構臨床評価指
標」に係る算出定義の見直し及びホームページで公表する指標の内容等について検討を行
い、新指標の策定及び一部指標に係る算出定義の見直し等について承認した。
【当該指標から評価できる医療の質向上事例】
「大腿骨近位骨折患者における早期リハビリテーション開始率」
大腿骨近位部骨折の入院患者のうち、入院日から4日以内にリハビリテーションが実施
された患者の割合
R1 年度 89.3% ⇒ R2 年度 94.5% ⇒ R3 年度 94.4% ⇒ R4 年度 94.1%⇒ R5.4-12
95.2%
大腿骨近位部骨折患者に対する急性期リハビリテーションの実施は、廃用症候群や合併
症の予防・改善に特に効果が認められている。労災病院全体では9割以上の患者に早期リハ
ビリテーションを実施しており、大腿骨近位部骨折患者の早期社会復帰に積極的に取り組
んでいると評価できる。
(ウ)「医療の質向上のための体制整備事業」への協力
公益財団法人日本医療機能評価機構が厚生労働省から受託している標記事業に令和元年
度から協力しており、臨床評価指標に係る定義の標準化、当該指標を活用した医療の質改善
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