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資料2-2   令和5年度業務実績評価書(案) (120 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_42034.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 労働WG(第56回 8/1)《厚生労働省》
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器等の研究開発

上に取り組んで

の支援活動として、生活機器や住宅改修相談(現地調査を含む。)などの相談・支援活動を行

及び成果の活用

いるか。

った。

を通じて対象患
者の職業・社会



令和元年度に商品化した車椅子側方移乗補助装置「スライディングボード」の普及活動を

行った(5年度実績:343 枚販売)。

復帰後の生活の

また、
「介護ロボットの開発・実証・普及のプラットフォーム」事業を通じてスライディン

質(QOL)の向

グボードの有効性評価を実施し介護者の腰椎への負担軽減に有効であることを検証するとと

上に取り組む。

もに、高齢者の移乗介助に適した幅や仕様をモニター調査し、移乗者・介助者双方により負担
の少ないスライディングボードの開発に関する研究を継続した。


「車いす用体幹保持サイドサポート」の販売を開始し、受注生産で4件の販売実績があっ

た。
・ 「西日本国際福祉機器展」に出展(リアル展及び WEB 展ともに出展)し、スライディングボ
ードやホルダー付き自助具ハンドライフをはじめとした広報活動を行ったほか日本学術振興
会科学研究費助成事業の一環として「移乗介助のためのスライディングボードの幅の評価と
リデザイン」や「下顎トラッキングによるポインティングデバイスの開発」に取り組み、蓄積
したノウハウや開発機器などの普及・商品化に努めた。さらに、令和2年度から開発していた
3D プリントを活用した自助具(食事用、書字用、ひげそり用:ハンドライフ)を製品化する
ことができ、製品の研究・開発から患者の QOL 向上まで一貫して取り組むことができた。


障害のある方や介護の必要な方が利用できる遠隔通報サービスとして、スイッチが作動す

れば SNS メッセージ、SMS、メール、電話にメッセージを送信できるスイッチテレコールのテ
スト品を提供した。
【令和5年度に開発中の製品】
・スライディングボード(臀部保護用折り曲げ付き)
・歩行反射中枢への経皮的電気刺激装置
・簡易に脱着できる電動車いす化ユニット
・下顎トラッキングによるポインティングデバイス
・ベッド用座位保持用具(金属フレームタイプ)
・ベッド用座位保持用具(クッションタイプ)
これらの支援、研究開発、成果の活用を通じて対象患者の職業・社会復帰後の生活の質
(QOL)の向上に取り組んだ。

4.その他参考情報
特になし

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