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資料2-2   令和5年度業務実績評価書(案) (72 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_42034.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 労働WG(第56回 8/1)《厚生労働省》
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ックについて
は、他医療機関
との連携を引き
続き実施する。
また、医療安
全の充実を図る
ため、全ての労
災病院において
全職員を対象と
した医療安全に
関する研修を年
2回以上実施す
るとともに、患
者・地域住民も
広く参加する医
療安全推進週間
等に引き続き取
り組む。特に、こ
れまでのインシ
デント対策に加
え、レジリエン
スの発揮を通じ
た医療の質・安
全の向上を推進
できるよう、本
部において各労
災病院の医療安
全管理者に対す
る講義・事例検

(イ)労災病院間医療安全相互チェック等
平成14年度に北陸の3労災病院(燕、新潟、富山)が開始した取組をモデルケースとして、
平成18年度から全国の労災病院間に規模を拡大し実施している「労災病院間医療安全相互
チェック」を、令和5年度も全ての労災病院11グループ(1グループ当たり2~4病院)に
分けて32回実施した。
【令和5年度の主なテーマ】
※令和5年度から、グループ構成を変更し、2~4病院のグループで実施した。
・共通テーマ:「画像診断・病理診断情報の適切な管理について」
・グループテーマ:グループ病院で決定したテーマ
なお、他医療機関との連携については、安全対策・感染対策に関する取組として相互チェ
ックやカンファレンスを、地域の大学病院や自治体病院等と実施している。
(ウ)職員研修
職員一人一人の医療安全に関する知識・意識の向上を図るため、全ての労災病院において
全職員を対象とした医療安全に関する研修(転倒・転落予防、医療コミュニケーションスキ
ル、医薬品の安全使用等)を年2回以上実施した。
(エ)医療安全推進週間
厚生労働省が主催する「医療安全推進週間」※(令和5年11月19日~11月25日)に全ての労
災病院が参加し、共通テーマ「患者・地域住民との情報共有と患者・地域住民の主体的参加
の促進」の下、新型コロナウイルス感染症の感染防止対策を行ったうえ、患者・地域住民及
び職員を対象に次の取組を実施している。
・ 医療相談コーナーの設置
・ 患者・地域住民を対象とした公開講座
・ 医療安全パトロール(医療安全委員会メンバーによる院内巡視)
・ 職員を対象とした研修・講習会
※ 医療安全対策に関し、医療関係者の意識向上、医療機関や医療関係団体における組織的
取組の促進等を図るとともに国民の理解と認識を深めることを目的とし、11月25日を含
む一週間を「医療安全推進週間」と位置付け、医療安全対策の推進を図っている。
(オ)公表と再発防止
医療の安全性及び透明性の向上のため毎年公表している労災病院における医療上の事故
等の発生状況(インシデント・アクシデント含む。)について、例年、5月にホームページ
上で公表し、インシデント報告文化の醸成に努めている。
また、
「医療安全対策者会議」、
「各種本部集合研修」及び「医療安全情報誌」等において、
労災病院における事例等を基に、情報の共有化と再発防止対策の徹底を図ることで、安全で
質の高い医療を推進している。

討等を実施する
ことにより、知
識及び実践スキ
ルの向上に努め
る。
なお、研修会
等に当たって
は、新型コロナ
ウイルス感染症
の状況に鑑みつ
つ、電子(WEB)
会議システム等
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