資料2 脳・心臓疾患の労災認定の基準に関する専門検討会報告書 (117 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_19809.html |
出典情報 | 「脳・心臓疾患の労災認定の基準に関する専門検討会」の報告書を公表します(7/16)《厚生労働省》 |
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血清尿酸値高値は、心不全の発症及び心血管死亡リスクの増加と関連
を認め、心不全患者における検討において、血清尿酸値高値は心不全増
悪及び全死亡率の増加との関連を認めた。
また、血清尿酸値高値を示す集団は、対照群に比して高血圧
(140/90mmHg以上)ないしは正常高値血圧(130/85mmHg 以上)を発症し
やすい。この傾向は、無症候性高尿酸血症でも認められ、若年者、肥満
者、女性で強く認められた。また、血清尿酸値高値は高血圧前症から高
血圧への進行の独立した危険因子となることも示された。
さらに、血清尿酸値高値は心房細動の発症リスク上昇と関連すること
が示された。
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