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資料2 脳・心臓疾患の労災認定の基準に関する専門検討会報告書 (142 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_19809.html
出典情報 「脳・心臓疾患の労災認定の基準に関する専門検討会」の報告書を公表します(7/16)《厚生労働省》
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別表1. クイックリターンと健康との関係に関する研究の文献レビューの要約
クイックリターン
著者
サンプル
交替制
E〜M/D
N〜E
フィールド調査: N = 56
36.0時間以内に2回の 8.0–9.0 h 8.0–9.0 h
Axelssonら(2004) 女性20名
クイックリターンで3シ
男性36名
フト(N〜E〜M)を速
やかな交替
Costaら(2014)
Nフィールド = 30 2×12スケジュールと
10.0 h

女性17名
比較した速いローテー
男性13名
ション3×8(QRを含
34.3歳
む)
Karhulaら(2013) N = 95
3交替制
9.9 h

全員女性
47.0歳
Sallinenら(2003) N = 230
不規則な交替制
8.3 h
全員男性
43.2歳a
Rr. = 55.4a
Signal及びGander N = 28
反時計回り、素早いロ

(2007)
女性9名
ーテーションスケジュ
男性19名
ール(遅番、日勤、早
35.4歳a
朝勤務、夜勤)
Rr. = 78.0%
フィールド及び臨 N = 230
不規則な交替制
<8.0 h
床試験での研究: 全員男性
Härmäら(2002) 43.2歳a
Rr. = 55.4a
臨床試験:
N = 28
3シフトの先送りと比較
8.0 h
Cruzら(2003)
女性16名
した素早いローテーシ
男性12名
ョンの前倒し(QRあり)
40.9歳a
Rr. = 93.3
登録研究:
N = 3,337
3交替制

Macdonaldら
鉄鋼業の労働
(1997)

調査研究:Barton N = 261
シフトの前倒し(8.0時 指定なし
及びFolkard
女性18名
間のQRありとなし)と
(1993)
男性242名
先送りを比較した。
不明1名
39.4歳
Eldevikら(2013) N = 1,990
恒久的なスケジュール 指定なし
女性90,4%
と2交替と3交替のロー
33.1歳
テーション
Rr. = 38.1% QRの年間数(<11.0 h)
Floら(2012)

N = 1,968
女性90.2%
Rr. = 38.1%

恒久的なスケジュール 指定なし
と2交替と3交替のロー
テーション

M/D〜N
転帰変数

睡眠(アクチグラフ)
眠気

結果
QRは、報告されている習慣的な睡眠に必要な時間が8時間、回復睡眠が
8.6時間であるのに対し、睡眠時間を4.8時間(N〜E)と5.5時間(E〜M)に短
縮した。QRは眠気を増大させた。

7.0 h

睡眠(アクチグラフ)
眠気
睡眠の質



眠気
肉体的及び精神的作
業負荷





睡眠
(毎日のデータ)



11.0 h

睡眠/昼寝
(アクチグラフと睡眠日
誌)

M/DからNまでのQRで90%が睡眠/昼寝し、平均持続時間は2.2時間で
あった。

<8.0 h

<8.0 h

眠気
昼寝

M/DからNへのQRが8.0時間以下の場合、16.0時間以上のチェンジオー
バーよりも眠気のリスクが低くなる。QR被験者の62%は、27%の非QR被験
者と比較して、夜勤の前に昼寝をした。



8.0 h

睡眠
(アクチグラフと睡眠日
誌)

8.0 h



睡眠時間は、QR(E〜M)で5.5時間、早朝勤務までの非QRで5.6時間であ
り、有意ではなかった。睡眠/昼寝時間はQR(M〜N)で2.8時間、夜勤まで
の非QRで1.5時間であり、昼寝を主要な睡眠時間と組み合わせた場合は有
意ではなかった。QR被験者は、夜勤前により頻繁に昼寝をした。それぞれ
57%に対して79%であった。
QR(N〜E)を有する労働者は、QRのない労働者と比較して、早朝勤務と比
較して夕方勤務中の事故の相対リスクが高かった。

指定なし

指定なし

指定なし

アーカイブ事故記録

指定なし 睡眠
疲労
メンタルヘルス
社会的混乱
仕事の満足度
指定なし 眠気
疲労
不安とうつ病
交替勤務障害
不眠症
指定なし 交替勤務障害

132

E〜MシフトのQRにより、睡眠の質と睡眠時間が5.6時間(休息日は7.8時
間)に減少した。眠気は、早朝勤務と夜勤のシフトへのQR(3×8制)の方
が、これらのシフトへのより長いチェンジオーバー(2×12制)と比較して高か
った。
(とりわけ)職務ストレスが少ないグループよりも職務ストレスが大きいグルー
プはクイックリターンを有していた。QRは職務ストレスが高いグループでより
多くの眠気の原因となった。主観的リカバリーはシフト前の短い休息時間の
シフトの組み合わせで最も低かった。
QR(E〜M)は睡眠時間を5.0時間に短縮した。
E〜Mの組み合わせの30%で、シフト間の自由時間は被験者の平均睡眠に
必要な時間よりも短かった。

QRは、疲労、社会的及び家庭的な混乱、仕事の満足度の低下の報告と関
連していたが、メンタルヘルス関連の結果ではなかった。 また、QRなしで
シフトを前倒しすると、QRありのシフトと比較して睡眠障害が多くなった。
QRの年間数は、過度の眠気及び疲労、交替勤務障害、及び不眠症に関
連していた。不安又はうつ病の症状はQRとは関係なかった。

QRの年間数は、交替勤務障害と正の相関があった。