令和4年度救急業務のあり方に関する検討会報告書 (102 ページ)
出典
公開元URL | https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/items/post-118/04/houkoku.pdf |
出典情報 | 令和4年度救急業務のあり方に関する検討会報告書(3/31)《総務省消防庁》 |
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密着するような設置としない)を考慮することや、積載資器材を出し入
れするための構造(斜め上方から出し入れ可能な構造など)を工夫する
ことにより、対応可能。・・・(A)
・ 停車後にバックドアを開けると取り出せる構造が一般的であることから、
出動途上における事前準備の必要性が高い(準備に時間がかかる)資器
材の配置は避け、現着後の速やかな取り出しで対応可能な資器材を配置
する等により、対応可能。・・・(B)
・ ストレッチャー上への資器材の設置に関しては、それを想定した架台の
設置(車両右側に密着するような設置としない)を考慮することにより
対応可能。・・・(A)
図表2-28
区分
主に車両や資器材の活用・管理に係る左右移動機能の活用場面の比較
救急隊における活用場面(一例)
左右移動なしの場合の対応可否の考察
車両右側の車壁部分(メインストレッチャー設置位置)に収納している資器材
(バックボード・スクープストレッチャーなど)を、出動途上で準備する場合に
移動させ、取り出しスペースを確保して、準備する(下図⑤)。
3. 主 に
車両や資器材の
活用・管理
に 係 るも の
※活用場面における
架台の「移動」とは、
車両右側に寄せた状態
から、車両左方向へ、
必要な分移動する
ことを表現。
仕様書上において、架台の設置場所(車両右側に密着するような設置としない)
を考慮することや、積載資器材を出し入れするための構造(斜め上方から出し
入れ可能な構造など)を工夫することにより、対応可能では。(A)
併せて、出動途上における事前準備の必要性が高い(準備に時間がかかる)、
資器材の配置は避け、現着後の速やかな取り出しで対応可能な資器材を配置
する等の工夫でも、対応可能では。(B)
車両右側に、吐物・血液等が入り込んだ場合に移動させ、
清拭・消毒の漏れがないように実施する。
仕様書上において、架台の設置場所(車両右側に密着するような設置としない)
を考慮し、ストレッチャーを降ろした状態であれば、問題なく対応可能では。
(A)
感染症対策資器材や保育器等、ストレッチャー上に資器材を設置する
場合(下図⑥)に移動させ、設置し易いスペース又は車内収容するために
必要なスペースを確保する。
仕様書上において、架台の設置場所(車両右側に密着するような設置としない)
を考慮することにより対応可能では。(A)
図⑤: 高規格の救急自動車標準仕様における配置例
図⑥: 消防本部が保有する感染防止資器材を車内で設置している様子(左)
感染防止資器材を設置したストレッチャーを車内収納している様子(右)
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