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令和4年度救急業務のあり方に関する検討会報告書 (36 ページ)

公開元URL https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/items/post-118/04/houkoku.pdf
出典情報 令和4年度救急業務のあり方に関する検討会報告書(3/31)《総務省消防庁》
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ウ データ閲覧に至らなかった事案
実証実験期間中の出動事案 9,599 件のうち、データ閲覧に至らなかった
9,345 件について、その主な理由をデータ収集システムや救急隊員からのヒ
アリングからまとめた結果は、以下のとおりである。
(i)救急隊長の判断
救急隊長が実証実験の実施不可と判断した事案は、全 9,599 件のうち
3,736 件であった(図表1-21 参照)
。その主な理由は以下のとおりであ
る。
実施不可と判断した理由は、様々であったものの、中でも「緊急度又は
重症度が高い」ことが主な理由とした事案が比較的多く、次いで、衆人環
視などの「環境的理由」が多いという結果となった。
また、
「その他」として回答した具体的な理由としては、不搬送、転院搬
送、新型コロナウイルス感染症疑い等が挙げられた(図表1-29)。

図表1-29

救急隊長の判断による実施不可理由

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