令和4年度救急業務のあり方に関する検討会報告書 (139 ページ)
出典
公開元URL | https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/items/post-118/04/houkoku.pdf |
出典情報 | 令和4年度救急業務のあり方に関する検討会報告書(3/31)《総務省消防庁》 |
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ア 背景・目的
・ 増加する日中帯の救急需要の対策として。
・ 現場到着時間延伸の対策として。
・ 長時間欠隊となる市外への転院搬送事案への対応として。
・ 管轄別出動件数の平準化として。
イ 運用
・ 令和3年2月1日から運用開始。
・ 勤務時間は平日8時 30 分から 17 時 15 分まで。
・ 編成:3名(うち救急救命士2名)
・ 最も救急出動件数の多い消防署に配置し、既存の救急隊(24 時間運用)と合
わせて2隊体制とした。
ウ 効果
・ 現場到着時間の短縮がみられた。
・ 出動件数の平準化がみられた。
・ 育児や介護などで 24 時間勤務が困難な職員であっても救急隊として勤務で
きるようになった。
エ 課題や今後の方針
・ 3名編成であるため、研修や派遣等の勤務調整が困難なこともあり、配置人
員増を検討している。
・ 各救急隊における出動件数の平準化に効果を認められているが、救急需要の
高い地域への配置のため、日勤救急隊の出動割合が高くなっており、労務管
理を検討する必要がある。
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