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令和4年度救急業務のあり方に関する検討会報告書 (140 ページ)

公開元URL https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/items/post-118/04/houkoku.pdf
出典情報 令和4年度救急業務のあり方に関する検討会報告書(3/31)《総務省消防庁》
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③ 日勤救急隊の運用について(新潟市消防局)
ア 背景・目的
・ 平成 30 年の救急出動件数が、当時過去最多の件数(年間:39,543 件)とな
ったこと。
・ 年間の救急出動件数が 3,000 件を超える救急隊が4隊あり、労務管理の一環
として。
・ 日中、特に集中する救急需要の対策として(図表3-27)。

図表3-27 覚知時間帯別の救急出動状況(平成 30 年中)
需要が集中する時間帯を強化

イ 運用
・ 平成 31 年4月1日から転院搬送対応の日勤救急隊1隊を運用開始。
・ 令和3年4月1日からは1隊を追加し日勤救急隊2隊運用とし、うち1隊を
全事案対応とした。
・ 勤務時間は8時 30 分から 17 時 15 分まで。
・ 編成:2隊の日勤救急隊ともに正職員と再任用職員にて編成。

ウ 効果(令和4年実績)
・ 令和4年の救急出動件数は、過去最高を更新したが、現場到着時間は令和3
年度比で延伸しなかった。
・ 平成 30 年に年間 3,000 件を超えていた救急隊4隊の救急出動件数は、令和
4年では 3,000 件を下回った(図表3-28)。

図表3-28 主な救急隊の救急出動件数(平成 30 年-令和4年)

エ 課題や今後の方針
日勤救急隊を非常用救急車で運用しているため、非常用救急車が少なくなっ
たことで運用(車検時の載せ替えなど)に関する課題がある。
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