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令和4年度救急業務のあり方に関する検討会報告書 (94 ページ)

公開元URL https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/items/post-118/04/houkoku.pdf
出典情報 令和4年度救急業務のあり方に関する検討会報告書(3/31)《総務省消防庁》
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これらを踏まえ、高規格救急自動車への電動ストレッチャーの導入のあり方に
ついて、こうした現行ストレッチャーに求めてきた機能を前提として、検討を行
うこととした。
図表2-20

現行ストレッチャーと電動ストレッチャー

【現行の一般的なストレッチャー及び防振架台(例)】

【電動ストレッチャー及び専用固定装置(例)】

車内収容時は専用固定装置上へ

車内収容時は「防振架台」上へ

電動で昇降
※画像はストライカー社製

図表2-21

標準的な仕様等における表記

標準的な仕様※上のストレッチャー架台の表記
ⅰ)振動及び水平方向の加速度を減衰させる構造を有すること
900Nまでは正常に防振機能が作動できること
ⅱ) 水平左右方向の移動が可能な構造であること

※ 「高規格の救急自動車標準仕様検討報告書について」

補助金要綱※上のストレッチャー架台の表記
ⅰ)加速度等により生ずる揺れを十分に吸収できるもの
であること
ⅱ) 左右にスライドできるものであること

※ 「緊急消防援助隊設備整備費補助金交付要綱」

(平成 18 年9月8日付け消防救第 124 号消防庁救急企画室長通知)より抜粋

(平成 18 年4月1日付け消防消第 49 号)別表より抜粋

令和4年度は消防本部における電動ストレッチャーの導入状況や需要等の調
査を行うとともに、救急隊員等の行う観察・処置等に係る検討ワーキンググルー
プにおいて、救急隊員等における処置に係る機能の観点から、主に「①左右方向
の移動が可能な構造」を中心として必要性について検討を行った。
また、「②振動及び水平方向の加速度を減衰させる構造」については、次年度
の消防庁における検証に向けて、検討会としての考え方をとりまとめた。

高規格救急自動車への電動ストレッチャーの導入に係る検討に当たって、各消
防本部における電動ストレッチャーの導入状況、必要性等に係る意見等を把握す
るため、アンケート調査を実施し、その調査概要は次のとおりである。

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