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令和4年度救急業務のあり方に関する検討会報告書 (26 ページ)

公開元URL https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/items/post-118/04/houkoku.pdf
出典情報 令和4年度救急業務のあり方に関する検討会報告書(3/31)《総務省消防庁》
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⑤ 操作説明会
実証実験の開始に先立ち、各実施消防本部において実機を使用した操作説明
会をそれぞれ2日間実施した。操作説明会では、機器の操作方法や取扱いに係
る注意事項等を説明した上で、実際に救急隊員が機器を操作し、操作方法等を
習得した。
その後、救急隊員等の習熟期間(1週間程度)を経た上で、約2ヶ月間(10
月下旬~12 月下旬)に渡る実証実験を開始した(図表1-14)。
図表1-14 操作説明会の様子

⑥ 個人情報等の取扱いにおける遵守事項
救急隊員においては、
「職務上知り得た秘密を漏らしてはならない」とする守
秘義務が課せられている(地方公務員法第 34 条)が、本実証実験では、傷病者
の機微な情報を取扱うことから、救急活動中の個人情報の漏洩を防止するため、
実施消防本部に対して「実証実験での個人情報等の取扱いにおける遵守事項に
ついて(消防庁救急企画室長通知)」を発出し、その周知徹底を図った。その通
知の主な内容としては、救急活動中、第三者がシステムの情報を目にすること
がないよう留意することや、機器(タブレット PC 等)の紛失防止に細心の注意
を払うこと等が明記されており、それらを踏まえた上で実証実験を行った。

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