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令和4年度救急業務のあり方に関する検討会報告書 (30 ページ)

公開元URL https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/items/post-118/04/houkoku.pdf
出典情報 令和4年度救急業務のあり方に関する検討会報告書(3/31)《総務省消防庁》
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② 検証観点
本実証実験の検証に当たり、データ収集方法から設定した検証観点や目的は
以下のとおりである(図表1-20)

図表1-20
収集方法

データ収集方法からみる検証の観点

対象

検証観点や目的
オンライン資格確認等システムから医療情報等を閲覧
できた事案、できなかった事案に分けて収集した。

データ収集
システム

消防本部

前者では、活用場所、傷病者の症状、家族類型等の情
報、実証実験における活動時間、現場活動で有益と感
じた情報等を収集した。後者では、救急隊長の判断に
より未実施となった理由等の情報を収集した。
データ収集システムにより収集したデータと突合する

救急活動事
案毎データ

消防本部

ことで、オンライン資格確認等システムから情報を確
認できた事案、できなかった事案の間で活動時間にど
のような影響を及ぼすのか等の分析に活用した。
本実証実験の効果や課題、社会実装に向けた本事業全

消防本部

体の検討事項等の把握を目的に実施した。検証観点と

Web

して、救急活動への影響や機器の操作性等を評価する

アンケート

とともに、救急現場で活動した隊員が感じた、傷病者
医療機関

にとってのメリット・デメリットについても情報を収
集した。
データ収集システムや Web アンケートにて収集した情

ヒアリング

消防本部

報をもとに、更なる深堀りや実証実験に参加した救急
隊員の意見を聴取することを目的に実施消防本部の救
急隊員にヒアリングを実施した。

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