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令和4年度救急業務のあり方に関する検討会報告書 (28 ページ)

公開元URL https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/items/post-118/04/houkoku.pdf
出典情報 令和4年度救急業務のあり方に関する検討会報告書(3/31)《総務省消防庁》
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本実証実験を進めるに当たり、救急隊員に現場での活動をイメージしてもらう
ため、一定の活動フローを整理した。
まず、現場到着後、救急隊長は実証実験の実施可否を判断することとした。す
なわち、傷病者の状態等から実証実験の実施が困難であると判断した場合には、
オンライン資格確認等システムへアクセスをすることなく、通常どおりの方法で
搬送先医療機関の選定を行うこととした。
次に、救急隊長が実施可能と判断した場合、搬送先医療機関の選定に資する情
報を聴取する際に、傷病者等にマイナンバーカードの所持及び健康保険証利用登
録の有無を確認する。その上で、傷病者のマイナンバーカードの所持及び健康保
険証利用登録が確認できた場合には、本人確認及び本人同意を実施する。
最終的に傷病者の本人同意まで得られた場合、実施救急隊は資格確認端末から
医療機関の選定等に資する情報を確認することが可能となる。
なお、意識障害等により本人の同意を取得することが困難である場合は、オン
ライン資格確認等システムへアクセスすることなく、通常通りの救急活動を行う
こととした(図表1-16、図表1-17)。
図表1-16

図表1-17

実証実験の活動イメージ

救急隊の活動フローチャート

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