令和4年度救急業務のあり方に関する検討会報告書 (95 ページ)
出典
公開元URL | https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/items/post-118/04/houkoku.pdf |
出典情報 | 令和4年度救急業務のあり方に関する検討会報告書(3/31)《総務省消防庁》 |
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・調 査 名:「救急救命体制の整備・充実に関する調査」
・調査対象:723消防本部
・調査方法:電子ファイル送付によるアンケート
・調査期間:令和4年9月5日~9月 30 日(基準日:令和4年8月1日)
・回 収 率:100%
① 電動ストレッチャーの導入状況
電動ストレッチャーについては、「導入している」と回答した消防本部が
0.8%(6本部)、
「導入を予定している」と回答した消防本部が 4.0%(29 本
部)に留まったものの、
「導入予定はないが、必要性はある」と回答した消防本
部が 56.3%(407 本部)と、半数以上の消防本部から、必要性があるとの回答
が得られた。
他方、
「導入予定はなく必要性を感じていない」についても、37.1%(268 本
部)の消防本部から回答があった(図表2-22)
。
図表2-22
電動ストレッチャーの導入状況
その他
1.8%(13本部)
導入予定はなく、
現状では必要性を感じていない
37.1%(268本部)
導入している
0.8%(6本部)
導入を予定している
4.0%(29本部)
導入予定はないが、必要性はある
56.3%(407本部)
N=723
② 電動ストレッチャー導入の必要性や課題に関する意見
電動ストレッチャーを「導入している」、
「導入を予定している」、
「導入予定
はないが、必要性はある」と回答した消防本部に対し、導入理由や必要と考え
る理由を調査したところ、
「救急隊員の負担軽減」が 97.5%(431 本部)、
「女性
救急隊員の活躍促進」が 81.9%(362 本部)と高い割合と占めており、次いで、
「救急活動上の安全対策の向上」が 54.8%(242 本部)と半数以上を占めた(図
表2-23)
。
また、同消防本部に対して、導入に際して課題と考えられる点(自由意見)
を調査したところ、自由意見全体の中で、「費用に関する課題」が 83.3%を占
めた(図表2-24-(1))
。
同様に、電動ストレッチャーの「導入予定はなく必要性を感じていない」消
防本部に対して、導入に際して課題と考えられる点(自由意見)を調査したと
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