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令和4年度救急業務のあり方に関する検討会報告書 (31 ページ)

公開元URL https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/items/post-118/04/houkoku.pdf
出典情報 令和4年度救急業務のあり方に関する検討会報告書(3/31)《総務省消防庁》
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① 全消防本部の実施結果
ア 出動件数の内訳
データ収集システムにて収集したデータについて、救急活動における活動
フローチャート(図表1-17)に沿って集計した結果は以下のとおりである。
実証実験実施期間中に出動した全事案は 9,599 件であり、実証実験の実施
要件をすべて満たし、傷病者本人の同意を得た上で、最終的にオンライン資
格確認等システムにて傷病者のデータ閲覧まで至った件数は、そのうち 254
件であった。
また、マイナンバーカードを所持し、かつ、健康保険証利用登録済みの傷
病者のうち、9割近くがデータの閲覧に同意していたという結果であり、今
後、マイナンバーカードの普及や健康保険証との紐付けが進めば、更なる活
用が見込まれることが期待される(図表1-21)

図表1-21

出動件数の内訳

【用語説明】
救急隊長の判断で実施可:救急隊長が実証実験可能であると判断した件数
カードの所持

:傷病者がマイナンバーカードを所持していた件数

保険証利用登録あり

:健康保険証利用登録済みの件数

本人同意あり

:情報の閲覧に対して傷病者から同意が取得できた件数

データ閲覧

:医療情報等を閲覧した件数
(医療情報等のデータ蓄積がない件数も含む。


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